たとえ視聴率が低くとも、良質なドラマが存在します。『鈴木先生』もその中の一つです。平均視聴率2%を記録しながら、その内容の高い評価によってSPドラマと劇場版まで製作された稀有なドラマであり、私が個人的に強くオススメしたい作品でもあります笑

今日はその中から、現在dTVで配信中の劇場版、映画『鈴木先生』(2013)をご紹介します。ドラマ好きも映画好きも学園モノ好きも、ぜひご覧ください!

映画『鈴木先生』ってどんな作品?

出典: ja.wikipedia.org

『鈴木先生』はもともと、武富健治の漫画が原作です。熱血教師が不良生徒を更生していくという従来の学園モノとは一線を画した、冷静な(でもアツい)教師が「ごく普通」の生徒たちと一緒に悩み成長してゆくという内容になっています。

ドラマ『鈴木先生』は、2011年の春クールにテレビ東京で放映されました。しかし、一見地味な内容に加えキャストも豪華とはいえない布陣だったため、平均視聴率は2.16%とゴールデン帯の21世紀ワーストを記録してしまいます。

しかし、日本民間放送連盟賞を受賞するなど内容が高い評価を受け、ネット配信やDVD売上も好調だったため、2013年にスペシャルドラマと劇場版が製作されるに至りました。

本作の高評価の裏には、脚本を担当した古沢良太の存在があります。彼は、『リーガル・ハイ』『相棒』『ALWAYS 三丁目の夕日』『探偵はBARにいる』など、良質なエンタメを次々に送り出す天才脚本家なんです。

また、主演の長谷川博己をはじめ、本作への出演後にブレイクした俳優・女優が多い点にも注目です。土屋太鳳、松岡茉優、北村匠海らが中学生を演じている姿は幼く、貴重映像です。

映画『鈴木先生』あらすじ

緋桜山中学の国語教師・鈴木先生(長谷川博己)は、一見問題がない普通の生徒ほど内面が鬱屈しているという考えの持ち主。独自の教育理論“鈴木メソッド”で理想のクラスを作り上げようと奮闘していた。

だが、その理想に不可欠な女子生徒・小川蘇美(土屋太鳳)を重要視するうちに、よからぬ妄想を抱いてしまうこともしばしば。

そして迎えた2学期。生徒会選挙や文化祭などの行事に追われ、慌ただしくも充実した日々を送っていたある日、OBの勝野ユウジ(風間俊介)が小川を人質に取り、学校に立て篭もる事件が発生する……。

映画『鈴木先生』を見てみた感想

『鈴木先生』の特徴は、鈴木先生自身が悩み、時には失敗する人間の一人だというところです。問題が起こる度に生徒と一緒に苦悩し、何とか答えをひねり出していきます。その過程をじっくり描いてくるので、見ている私たちも深く考えさせられます。

「ごく普通」な生徒たちが抱える問題もリアルで、ワンパターンで解決できるものではありません。このような点で『鈴木先生』は従来の学園モノとは決定的に異なっており、現代の教育現場のリアルを描いた唯一無二の作品になっています。

そして鈴木先生のすごいところは、生徒を自分と対等な人間として扱っている点です。いわば、自分がしゃがむのではなく、生徒の身長を伸ばそうと努力する感じ。生徒たちがみるみる“覚醒”していくのにも納得です。

劇場版では2時間という枠でかなり風呂敷を広げながらも、最後は“鈴木式教育メソッド”のいちばんの原点に収束してゆきます。ただ、最後の決着の付け方は今までの『鈴木先生』らしくないというか、ちょっと意外でした。

余裕がある人は劇場版だけでなく、ドラマ版も見てみるのを強くオススメいたします。こちらも最高におもしろいので。

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