「かっこいい」という言葉よりも「美しい」という言葉がしっくり来るチャン・グンソク。日本でも「グンちゃん」の愛称で大人気となり、韓流ブームの立役者の1人としてあまりにも有名なスーパースターです。

今回は、ドラマのタイトルがグンちゃんそのものを象徴している、2013年の『キレイな男』をご紹介します。原作はマンガなのですが、これがマンガの主人公とのシンクロ率がハンパないのです！マンガ級の美しさ、仕草も完ぺき！これなら実写化と違う、とお怒りファンもいないのでは？

これを観たら、グンちゃんファンでなくてもしみじみとこの美しさにうっとり♡♡♡「やっぱりチャン・グンソクって本当にキレイな男！！」更には、美しいだけじゃない！チャン・グンソクの演技力にも納得すること必須なドラマですよ。

誰が見てもため息が出てしまう程美しい男、トッコ・マテ（チャン・グンソク）は、そのルックスを武器にうまく世の中を渡って生きていました。

そして、高校時代、母の友人の息子であるマテに一目惚れしてからずっとマテを想い続けているキム・ボトン（IU）は、25歳になっても定職に就かず、マテとの結婚をひたすら夢見ていました。

ある日、マテの母が病に倒れて危篤に。その時マテの前に謎の美女・ユラ（ハン・チェヨン）が現れ、危篤の母の元へ連れて行ってくれます。その後母は死去。ユラは、悲しみに暮れるマテに、マテ本人が知らないマテの出生に関わる秘密を知っていると告げ、マテはその秘密を知りたいと動き出すことに！

自分の父親に会うという目的のため、ボトンも協力。2人はユラからのヒントを元に、社会的成功を手にした女性達に出会いながら秘密解明を目指します。

人を好きになったことがないマテは、その女性達やボトンの生き方を通して本当の愛を知ることができるのか、数々の出会いからの学び、困難を超えていくことでルックスだけではない、人として、男としての魅力を高め成長していくサクセスヒューマンストーリー。

ボトンとのボケとツッコミのやり取りが絶妙なラブコメディドラマでもあります。

第1話では、美貌で女たちを翻弄している主人公マテは、不動産で大成功した熟女と付き合うことに。その熟女がマテを自分のものにしたいがために、マテに超高級マンション1室、そして高級外車を用意。

「お金があるなら私もグンちゃんにプレゼントしたい(笑）」という意見もあろうかと思いますが、とにかくすごい！改めて韓国社会でトップ中トップに入れば現実的にも可能なのだと感じることもできます。

また、“計算”で車を手にしクールに振る舞っていたマテが、車の前で1人ではしゃぐ姿がすごいかわいいので見逃さないで下さいね♡

このドラマのヒロインは、明るく元気で心はキレイ、だけどいつもTシャツに短パン、髪はボサボサ、冴えない雰囲気で定職につかず家業の手伝いやバイトをしている25歳の焼肉屋の娘、ボトン。

このボトンを演じるのは、K-POPのトップ級歌姫・IU。アーティストとしての姿の時とは全く違うキャラを完全に演じきっているIUの姿、ぜひそのギャップを楽しみたいです♬

ヒロインのボトンは高校生の時にマテに一目惚れをして以来、その気持ちの炎が小さくなることもなくマテに憧れ続けています。どの位マテに憧れいるのかを表す妄想や発言や行動が第1話から続出しているのですが、その表現が逸脱していてかなりおもしろい！

●マテさんの鎖骨で泳いでみたい♡（妄想）
●マテさんの足の小指くらいかわいくなりたいな♡（マテ母に「かわいい」と褒められた時の謙遜）
●将来の夢は（マテが飲んでいる）あの水（ミネラルウォーター）になること♡

この脚本家のセンスに脱帽！第2話以降のボトン語録に期待が高まります！！

第1話の前半は完全ラブコメモードな『キレイな男』ですが、後半、ハン・チョヨン演じるホン・ユラが登場する頃からラブコメだったことを忘れる程のヒューマンドラマモードに。

マテ母とマテとの親子愛、お金があれば幸せなのか、など、人と人とのつながりを考えさせられる雰囲気になってきます。そして、マテやマテの母の事情を知っている謎の女性らしく、ミステリアスで絶世の美しさ！！

美しすぎるオーラ、そして存在が魔性な雰囲気を醸し出しているので、第2話以降彼女がどうストーリーをコントロールしていくのか、彼女の手のひらで転がされることになるのか、今後のマテが気になり、先が見逃せないモードになっちゃいます！

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