『世界の中心で、愛をさけぶ』純愛映画の名作をネタバレなしで紹介
世の中に“セカチューブーム”を巻き起こした映画『世界の中心で、愛をさけぶ』。大沢たかお、柴咲コウ主演で、長澤まさみの出世作としても知られています。
そんな“セカチュー”が今、dTVで無料配信されています!どんな映画なのか、まだ見てない方のためにもまとめてみました。
目次
『世界の中心で、愛をさけぶ』ってどんな映画?

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』は2004年5月に公開された日本映画です。
原作は片山恭一による同名の青春恋愛小説。キャストは大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來など。長澤まさみは本作で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を史上最年少で受賞しています。
監督は『ナラタージュ』『劇場』の行定勲、脚本は『東京ラブストーリー』『花束みたいな恋をした』の坂元裕二。両者とも恋愛モノの名手と呼ばれる最強コンビです。
興行収入は85億円の大ヒットで、“セカチュー”の略称で流行しました。平井堅が歌う主題歌「瞳をとじて」も83万枚のCDセールスを記録。原作小説の売上も300万部を突破。2004年7月期にはTBSで山田孝之・綾瀬はるか主演のドラマ版も放送されるなど、2004年は“セカチューブーム”に沸いた1年となりました。
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』あらすじ
律子が、古いカセットテープを持って、突然失踪した。彼女の行き先が自分の故郷・四国の木庭子町だと知った婚約者の朔太郎は、彼女の後を追って故郷へと向かうが、そこで彼は高校時代のある記憶を辿り始める。それは、白血病で亡くなった初恋の人・亜紀と育んだ淡い恋の想い出だった。
そんなふたりの関係に、実は律子が関わっていた。入院中、朔太郎と亜紀はカセットテープによる交換日記のやり取りをしていたのだが、その受け渡しを手伝っていたのが、亜紀と同じ病院に母親が入院していた、当時小学生の律子だった。
映画『世界の中心で、愛をさけぶ』を見てみた感想

純愛系、今となっては少女漫画原作モノが主流ですが、これは老若男女問わず感動できると思いました。ストーリーが現実味に欠けますがそこは問題ではありません。
大沢たかおと森山未來がそっくりすぎて同一人物としか思えません。長澤まさみが前半の無邪気な女子高生から一転、白血病で衰弱していく姿が印象的でした。エンディングでかかる平井堅「瞳をとじて」も作品にマッチしています。
他にもたくさん素晴らしい部分があるんですが、私がいちばん推したいのが映像です。無人島での夕日のシーン、体育館で雨が降る演出など、同時期のどの作品よりも美しく、かつ相当凝っているのがわかります。
カメラマンの篠田昇は本作が遺作となり、没後日本アカデミー賞最優秀撮影賞を受賞しました。邦画も洋画に負けてないんだぞと映像美の観点で示した、その後の邦画ブームの到来を予感させた一作ではないでしょうか。
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本作品の配信情報は2022年6月20日時点のものです。
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