偶然政府の機密情報システムを、解読する暗号を解いた少年を命がけで守るＦＢＩ捜査官の闘いを描いたサスペンス。

監督は『訣別の街』のハロルド・ベッカー。脚本はライン・ダグラス・ピアソンの原作『Simple Simon』を基にローレンス・コナーとマーク・ローザンタールが脚本を執筆担当。

製作は『身代金』のブライアン・グレイザーとカレン・ケヘラ。製作総指揮はジョゼフ・M・シンガー、リック・キドニー。

主演は『ジャッカル』『ダイハード』のブルース・ウィリスです。

その他『アポロ13』の子役マイコ・ヒューズ、『ゲッタウェイ』のアレック・ボールドウィン、『さまよう魂たち』のチ・マクブライド、『北京のふたり』のロバート・スタントン、『GODZILLA ゴジラ』のボッジ・パイン・エルフマン、『ファーゴ』のジョン・キャロル・リンチとピーター・ストーメア、『大いなる遺産』のキム・ディケンズなど豪華キャスト！

名前：マイコ・ヒューズ/ミコ・ヒューズ
英語表記：Miko Hughes
生年月日：1986年2月22日
身長：160cm

3歳のときに、『ペット・セメタリー』で映画デビュー。

人気ドラマ『フルハウス』で、シーズン3から登場するミシェルの友達のアーロン役を演じました。
本作では、自閉症で命を狙われることになるサイモン・リンチ役を演じ、その演技力は高く評価されています。

自閉症だが天才的なパズルの才能を持つ9歳の少年サイモン(マイコ・ヒューズ)は、マニアックなパズル雑誌に掲載された暗号を解読。

ですがそれは、米国のスパイ網を保護する機密情報システム「マーキュリー」の極秘コードだったのです。これを知った国家安全保安局はサイモンの自宅を急襲し、両親を殺害。

事件の捜査に出動したFBI捜査官アート・ジェフリーズ(ブルース・ウィリス)は、押し入れの奥に隠れていたサイモンを発見します。

そして、アートはサイモンを守りながら、事件の裏に潜む陰謀に迫り……。

最高難易度の暗号が見えてしまう天才的なサイモンの能力。それに気づかれて、サイモンは命を狙われることになるのですが、敵が国家安全保安局なだけあって強大…どうなっちゃうの？とハラハラ…。

パズルブックを解いても、解けたことを誰にも言ってはいけない恐ろしい世の中なの？と疑いたくなるストーリーです。

そして、サイモンを演じたマイコ・ヒューズの高い評価を得た演技力がほんとにすごくて、映画であることを忘れて自閉症で天才的な能力を持つサイモンにしか見えませんでした。

そんなサイモンの命の危険を察知し助けるアート。演じるのがブルース・ウィリスだとなんだかほっとして見れる点はありましたが、いつプロの殺し屋にやられてしまうのか、撃たれないかと誰も信用できない展開に。

最後まで目が離せないストーリーで、とても楽しめました。

『マーキュリー・ライジング』はdTVで好評配信中！気になった人は、ぜひ見てみてくださいね。