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『月に囚われた男』ってどんな映画?

出典: visualhunt.com
『月に囚われた男』は2009年に公開されたSFスリラー映画です。
ダンカン・ジョーンズの長編デビュー作であり、主演のサム・ロックウェル以外はほとんど登場しない構成が特徴的です。500万ドルという低予算で、CGよりミニチュアを多く用いており、どこか往来のSF映画の雰囲気が感じられます。
『月に囚われた男』というのは邦題で、原題はズバリ『Moon』です。邦題は説明的で長くなると言われていますが、本作にもその傾向が見られますね。
監督・キャストをご紹介!
監督:ダンカン・ジョーンズ

出典: ja.wikipedia.org
名前:ダンカン・ジョーンズ
英語表記:Duncan Zowie Haywood Jones
生年月日:1971年5月30日
ミュージシャン、俳優として活躍したデヴィット・ボウイの子供。
『月に囚われた男』で映画監督デビューし、その後『ミッション: 8ミニッツ』『ウォークラフト』を監督。今後期待の映画監督である。
主演 サム・ベル役:サム・ロックウェル

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名前:サム・ロックウェル
英語表記:Sam Rockwell
生年月日:1968年11月5日
『グリーンマイル』での凶暴な殺人犯役や、『月に囚われた男』の一人芝居など、演技力に高い評価がある。
2017年に出演した『スリー・ビルボード』では、アカデミー賞及びゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞した。
『月に囚われた男』あらすじ

近未来。地球のエネルギーは底をつき、新たな燃料源を38万キロ彼方の月で採掘することになった。“ルナ産業”の従業員サム・ベル(サム・ロックウェル)は燃料源採掘のため、たった一人で月に派遣される。
会社との契約期間は3年。地球との直接通信は許されず、話し相手は一台の人口知能ロボット(声:ケヴィン・スペイシー)だけであった。孤独な任務が続く中、地球で彼の帰りを待つ妻と子供への思いがサムの心を支えていた。
そして任務終了まで2週間を切ったある日、サムは自分と同じ顔をした人間に遭遇する。果たして単なる幻覚なのか……。やがて彼の周りで奇妙な出来事が起こり始める……。
『月に囚われた男』感想

出典: visualhunt.com
序盤から、何か不気味な雰囲気が漂うこの映画。月にある白い宇宙基地、人間と対等に話すAIなど『2001年宇宙の旅』へのオマージュを感じます。低予算で作られたそうですが、それを感じさせないクオリティです。
中盤で最大のトリックが明らかになるんですが、それを言わずに感想を伝えようとするとうーんなかなか難しい笑 切ない。孤独が、本当に孤独だった時の切なさですよ。
でも、主人公もAIも優しくて、協力的だったのが唯一の救いでしょうか。最終的に、資本主義合理主義への批判を含んでいるのかなと感じましたね。
低予算でも面白い!

もっと説明してほしい部分もあったんですが、謎はそんなに難しくないです。低予算でもこれだけ面白いSFが作れるんだったら、日本映画ももっとSFに挑戦すればいいのに…と思ってしまいます。
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