綿密に仕組まれたトリックに騙される人が続出！「イニシエーション・ラブ」

「イニシエーション・ラブ」とは、1980年代を舞台にしたラブストーリー作品で、原作は2004年に発売されたミステリー作家の乾くるみによる小説です。
最後２行の大どんでん返しが話題となり、売上は130万部を超える大ヒット作品となりました！
「映像化不可能」と言われていた「イニシエーション・ラブ」を、「TRICK」や「SPEC」シリーズを手掛けた堤幸彦監督が2015年に映画化しました。

「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る」というキャッチコピーが有名で、視聴者は騙されたまま結末のどんでん返しに驚く、という構成になっています。

綿密に仕組まれたトリックに、あなたも騙されること間違いなし！
この記事では、映画「イニシエーション・ラブ」についてネタバレギリギリでご紹介します。

主要キャストをご紹介！

鈴木 役：松田翔太

出典: OFFICE作

名前：松田翔太（まつだ しょうた）
生年月日：1985年9月10日
身長：181cm

1985年9月10日、俳優の松田優作と女優の松田美由紀の次男として生まれる。
2005年、スペシャルドラマ『ヤンキー母校に帰る〜旅立ちの時 不良少年の夢』で俳優デビュー。同年、少女漫画原作のドラマ『花より男子』の西門総二郎役で人気を得る。
2006年に出演した映画『陽気なギャングが地球を回す』で映画デビュー。
2007年、ドラマ『LIAR GAME』で連続ドラマで初主演して注目を集め、同年映画『ワルボロ』で映画初主演。
2008年『篤姫』で14代将軍徳川家茂役でNHK大河ドラマ初出演。2009年、ドラマ『名探偵の掟』に主演で出演。
2014年2月14日、所属事務所を同年2月21日付で研音から母の松田美由紀が代表取締役を務めるオフィス作に移籍することが両事務所から発表された。
2015年、CM総合研究所が発表した「2014年度CM好感度ランキング」の男性部門で第1位を獲得。
2018年4月25日、モデルの秋元梢と結婚したことを発表。

「イニシエーション・ラブ」では、主人公の鈴木役を演じている。

成岡繭子 役：前田敦子

出典: 映画.com

名前：前田敦子（まえだ あつこ）
生年月日：1991年7月10日
身長：161cm

2005年「AKB48 オープニングメンバーオーディション」に合格し、第1期生として活動。
2007年映画『あしたの私のつくり方』にて女優デビュー。第81回キネマ旬報新人女優賞候補にノミネートされる。
2008年『栞と紙魚子の怪奇事件簿』で連続ドラマ初主演。
2010年『龍馬伝』に坂本春猪役でAKB48メンバーとしては初の大河ドラマ出演。
2012年AKB48コンサートのアンコールにおいて、AKB48を卒業することを発表。
2019年第1子男児の誕生を当時の夫である勝地が報告。
2021年勝地涼と離婚したことを公表。

「イニシエーション・ラブ」では、主人公でありヒロインでもある成岡繭子を絶妙に演じている。

石丸三弥子 役：木村文乃

出典: 映画.com

名前：木村文乃（きむら ふみの）
生年月日：1987年10月19日
身長：164cm

2004年に映画『アダン』のヒロインオーディションにて応募者3,074人の中からヒロインに選ばれ、2006年公開の同作品にて女優としてデビュー。
2008年からのNHK連続テレビ小説『だんだん』で、ヒロインのライバル舞妓役を演じる。
2012年にはドラマ『梅ちゃん先生』で再び連続テレビ小説に出演して多くの人に知られ、多くのドラマに出演するように。
2014年に出演した映画やドラマの演技が評価され、第38回エランドール賞新人賞を受賞。
2018年に出演したドラマ『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』での演技が評価され、第96回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞。
2022年、主演映画『LOVE LIFE』が第79回ベネチア国際映画祭でコンペティション部門に選出される。
自身を「サバサバした性格」と称するが、インスタで手料理を投稿するなど家庭的な一面も。

「イニシエーション・ラブ」では、洗練された東京のOL石丸三弥子を演じている。

「イニシエーション・ラブ」を見た感想

出典: 映画.com

結論から言います。見事に騙されました…騙されたんですが、トリックが見事すぎて悔しいなどの感情は一切ございません。スッキリしています。

途中、あれ？と感じたり、何かが匂うところは何箇所もあったものの、それが一つに繋がることはなく、でも今思い返すと確かにおかしいよなぁ…服とか絶対おかしいって思ったんだよな…やっぱり悔しいです！

作中に出てくるモノにも色々と意味が込められてますよね。カセットのA面とB面とか。彼女の名前は絶対に間違えないようにしましょう。

不可能と言われた映像化を実現させた一つのアイデア！

出典: 映画.com

ところで、原作ではこの仕掛けは叙述トリックであり、すなわち文章だからこそ成立したトリックなわけです。これを映像化させるために、映画版ではあるアイデアが追加されました。

私は原作を読んだことがなかったのでわからなかったのですが、このアイデアも秀逸ですね…原作読んだ人はこのアイデアが出てくるタイミングで驚くってことですよね。おもしろいです。

まとめ

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映画「イニシエーション・ラブ」のキャスト、あらすじ、感想についてネタバレギリギリで解説してきました。
映画のラストは原作にはなかった部分で、映画ならではの演出になっています。前田敦子のあの微笑みはなんなんでしょう。
「映像化不可能」とまで言われていた小説を、映画ではどのように表現しているのかぜひご覧ください！
「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る」というキャッチコピー通り、2回以上見たくなってしまうこと間違いなしです。

ぜひ、「イニシエーションラブ」のトリックを深く理解できるよう、何度でも見てみてください！

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本作品の配信情報は2023年2月21日時点のものです。
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