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映画ファンではあるものの、大人なのでアニメ映画を観る習慣はないという方もいることでしょう。実はそれ、とってももったいないことかも。アニメ映画には、大人にこそ見ていただきたい名作がたくさんあります。日本の発達したアニメ文化があるからこそ織りなせる映像美とアニメならではの予想外の展開が楽しめる作品が盛りだくさんです。この記事では、アニメ映画のおすすめランキングを紹介します。

おすすめアニメ映画ランキング まずは50位~25位まで一挙公開

アニメ映画のおすすめランキング50位から25位までを一挙に紹介します。1989年の映画から2018年に公開された映画まで、アニメの作画や表現方法の変化はありながらも、お互い勝るとも劣らない珠玉の名作ばかりです。

No.50 アンドロイドとの交流による少年の成長物語「イヴの時間 劇場版」【2010年】

アンドロイドが一家に一台、人間の生活の家電製品と同じほど身近にある近未来を舞台にした、ヒューマンドラマです。人間の姿かたちをしながらも、あくまでアンドロイドである彼らを家電製品として扱うか、人間同様に尊厳を持って扱うか、という疑問に直面する高校生の主人公リクオの成長を描いています。ロボットの人権という哲学的な問いをテーマにしていますが、テンポよく心温まるストーリーに仕上がっています。

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No.49 ストーリー展開と音楽で心地よい「きみの声をとどけたい」【2015年】

『時をかける少女』のマッドハウスがアニメーションの制作に携わった、湘南・鎌倉を舞台に7人の女子高生が成長していく姿を描いた青春群像劇です。言葉にこもる力「言霊」を信じる16歳の少女なぎさが、使われていなかったミニFMステーションに入り込み、DJのマネをして遊んでいると、その声が届いていた相手がいました……。さわやかな青春の姿からエネルギーがもらえる映画です。感動の展開に涙が出たというレビューもある、人々や自然豊かな背景の描写が美しいアニメ作品です。

No.48 滝沢失踪の半年後を描いた物語「東のエデン」【2009年】

2009年のフジテレビアニメ「ノイタミナ」枠で放送されたストーリーの完結編となる劇場版作品です。前篇の『劇場版I The King of Eden』では突然失踪した滝沢の行方や、ミサイルによる攻撃が日本各地に向けて行われた後の世界を描いています。後篇であり完結作である『劇場版II Paradise Lost』では数々の謎が明らかになる予測不可能な展開が待ち受けています。シリーズをテレビで見ていた人はもちろん、『攻殻機動隊』ファンにもおすすめの作品です。

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No.47 大切な人との別れを思い出し涙が出る「帰ってきたドラえもん」【1998年】

アニメや漫画でも有名で、日本では知らない人のいない「ドラえもん」の19作目の映画作品です。未来の世界に帰ることになってしまったドラえもんとのび太の別れを描いたストーリーに多くのドラえもんファンが涙を流しました。原作にアレンジを少しだけ加えて、のび太とドラえもんの友情のきずなの強さや、のび太の両親の愛情深さなどがより強く心を打つ、感動の作品に仕上がっています。ストレス発散に大泣きしたいときにおすすめの作品です。

No.46 あの一大ブームを巻き起こしたアニメの総集編 「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」【2013年】


フジテレビアニメ「ノイタミナ」枠で放送された同名アニメシリーズの劇場版作品です。アニメシリーズのラストの1年後のエピソードと過去を振り返る映画構成になっています。5年前に事故で命を失ってしまった親友“めんま”が突然目の前に現れた主人公、どうやら主人公にしか見えていないようですが、小学生の当時“超平和バスターズ”として活動していた6人が高校生になってから集まってめんまの願いをかなえようとします。食い違っていた6人が少しずつ互いの意思を通わせ、再び一致していく姿に感動する作品です。

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No.45 前世で過ちを犯した僕のやり直しのチャンス「カラフル」【2010年】

直木賞作家・森絵都の同名ベストセラー小説を原恵一監督がアニメ化した作品です。死んだはずの登場人物の魂が天使の気まぐれな意向で、自殺してしまった少年“真“の中にホームステイすることになります。徐々に明らかになっていく彼の自殺の理由と、思春期の青年時代特有の揺れ動く感情とが見事に描写されている作品です。同小説の実写版映画もありますが、アニメのほうが独特の重みとリアルさがあると評価する声もある、感動の作品です。

No.44 妖怪たちと小学生ももの交流を描いた物語「ももへの手紙」【2012年】


父親を亡くした主人公「もも」が父からのこされた1通の「ももへの手紙」を胸に、瀬戸内海の小さな島に移住した少女が成長していく姿を描いた作品です。11歳という思春期の感受性豊かな時期に移住して、新たな環境でたくさんの新鮮な体験をすることになった、複雑な心理状態の彼女には“妖怪”の姿が見えるようになります。リアルに描写される瀬戸内海の小島の自然と、個性豊かな妖怪たちのデフォルされた表情と少女の内面描写が美しい作品です。

No.43 涼宮ハルヒシリーズの集大成「涼宮ハルヒの消失」【2010年】

谷川流の原作同名ラノベ「涼宮ハルヒ」を映画化した作品です。同名アニメシリーズの映画化作品で、クリスマスの時期に何気なく投稿したキョンは、後ろの席に座っているハルヒがいなくなっていることに気づきますが、そこにはなんと以前キョンを殺そうとして朝倉が座っているのでした……。レビューによると、アニメシリーズを観たほうが数倍楽しめるようですが、アニメ好きにとっては至高の一作という呼び声も高い作品なので、ぜひご鑑賞ください。

No.42 このマンガがすごい!第1位が待望の映画化「聲の形」【2016年】

大今良時原作の同名マンガを映画化した作品で、『けいおん!』の山田尚子監督と『ガールズ&パンツァー』の吉田玲子が脚本をつとめました。転校してきた聴覚障害を持つ女の子西宮硝子をいじめる主人公石田将也は、あることをきっかけにクラス内から逆にいじめられるようになってしまいます。そんな彼が高校生となった5年後に、硝子や他の級友たちと再会する、「贖罪」と「許し」、「生きる希望」と「友情」を扱ったストーリーになっています。

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No.41 スネ夫が持ってきた3枚のミステリー列車の切符から始まった「ドラえもん のび太と銀河超特急」【1996年】

『ドラえもん』シリーズの第18作目の映画化作品です。銀河エクスプレスの乗車チケットを使い、のび太とドラえもん一行はミステリーツアーに出発します。たどり着いた先は銀河の遊園地ドリーマーズランドでした。西部劇をテーマにした星や恐竜たちの住む星、童話の中の世界が再現された星など、大人になってからもワクワクする設定が魅力的です。次々と起こるトラブルに立ち向かう個々のキャラクターの長所や個性も豊かに描かれている、珠玉の作品です。

Photo credit: BFLV on Visualhunt.com / CC BY-NC

No.40 天才プログラマーはなぜ自殺した?「機動警察パトレイバー the Movie」【1989年】

レイバーと呼ばれる人間型ロボットが作業を工事現場の作業などにも使われることが一般的になった1999年の日本を舞台にしたロボットアニメです。警察官の使う『パトレイバー』と呼ばれるレイバーも活躍していましたが、コンピューターウイルスにより、レイバーたちのOSに異常が起き暴走事故が頻発するようになってしまいます。パトレイバーはトラブルの原因を突き止め、大災害を避けることができるのか……。アニメシリーズを観ていなくても楽しめる作品です。

No.39 ハードボイルドな賞金稼ぎたちが大暴れ「カウボーイビバップ 天国の扉」【2001年】

21世紀後半の太陽系が舞台となった作品で、時空間を短時間で移動できるシステムを搭載したビバップ号に乗る賞金稼ぎたちの活躍を描いています。火星のテロの疑いがある大規模火災事故が起きたため、政府が犯人に膨大な額の懸賞金をかけたところからストーリーがスタートします。今ではもう聞くことのできなくなってしまった大御所声優たちの競演や、シリアスなストーリーをハードボイルドなセリフで印象付ける秀逸な構成などが評価の高い作品です。

No.38 親子がテーマの泣ける作品「おおかみこどもの雨と雪」【2012年】


『時をかける少女』の細田守監督による2012年の作品です。ありふれた大学生活を送る19歳の主人公花は大学で出会った男性と恋に落ちますが、彼は実はおおかみおとこなのでした。秘密を受け入れた花との同棲生活の中で二人の男女の子どもが生まれ、彼女はその子を「雨」と「雪」と名づけます。おおかみおとこの血を継いで所かまわず変身してしまう子どもたちの秘密を守るため、田舎に引っ越したのですが、父が急に亡くなってしまって……。

No.37 人情味あふれるこの街を再開発から守る「鉄コン筋クリート」【2006年】

『ビッグスピリッツ』で連載された同名マンガを映画化した作品です。義理と人情が自慢の街「宝町」で生きる二人の少年シロとクロの冒険を描いています。街に押し寄せる近代化の波が再開発という形になり変革を迫り、そこに住むヤクザや警察、街にやってきた殺し屋などとの関係が大きく二人の関係を動かします。ストーリーはセリフによって説明される部分が少なく、場面からの読解力を求められる部分が多いですが、心を動かすクールな映画に仕上がっています。

No.36 高畑勲監督最後の作品「かぐや姫の物語」【2013年】

日本古来の童話としても知られる『竹取物語』をテーマにして、かぐや姫の心情や謎めいた出生の謎を描いた作品です。スタジオジブリの高畑勲監督の14年ぶりの作品で、2015年のアカデミー賞で長編アニメ部門を受賞しています。優しいタッチの美しい絵によって描写される、かぐや姫の細かな心情や恋の儚く悲しい物語などに心を動かされる作品です。月で暮らしていたころには感じることもなかった葛藤や悩みなどを抱きながらも生きることの喜びをかみしめるかぐや姫に感情移入し、ラストはきっと泣いてしまうでしょう。

No.35 異世界での冒険を描いたファンタジー「ブレイブストーリー」【2006年】

宮部みゆきによる同名ベストセラー小説をアニメ映画化した作品です。悲しい出来事が続いて起き、絶望の淵に立たされた主人公ワタルは、ある日異世界に飛び込みます。異世界はまるでロールプレイングゲームの中の世界のようで、ハラハラドキドキする冒険を経て、少年が多くのことを学び、成長していく姿を描いています。相手が子どもであろうと容赦なく襲い掛かる現実の残酷さと、それを切り開いていく少年の心の成長に思わず感動してしまった、という意見もある映画です。

No.34 2019年第三作目が公開「ヒックとドラゴン」【2010年】

ドリームワークスが制作した、少年とドラゴンが友情をはぐくんでいくストーリーの作品です。ドラゴンとバイキングが敵対し合うバーク島を舞台に、偶然出会った落ちこぼれの少年ヒックと、怪我をしたドラゴンのトゥースが少しずつ仲良くなっていくという話です。言葉を話せないドラゴンと、好奇心旺盛な少年が少しずつコミュニケーションをとることに成功していく展開や、論理に無理がなく説得力のある設定が余計な思念を与えず物語に引き込む巧みな描写をしています。

No.33奇妙なサカサマ世界で出会った少年少女「サカサマのパテマ」【2013年】

地下世界に防護服を着用しながら暮らしている人類が存在する世界を舞台に、地下で暮らす人々のお姫さまであるパテマが「危険区域」へと立ち入ったのをきっかけに冒険が始まるというストーリーです。謎だらけの設定が徐々に論理的に解き明かされていく展開や、最初はわがままで世間知らずのお姫さまだったパテマが強い女性として成長していく過程に引き込まれ、没頭して楽しめる作品である、と高い評価を得ている映画です。

No.32 ドラゴンボール20作品目にして世界90か国で公開「ドラゴンボール超 ブロリー 」【2018年】

鳥山明の同名ヒットマンガを映画化した第20作目の作品です。原作者である鳥山明自身が脚本とキャラクターデザインを担当した、マンガやアニメのファンにとっては必見の映画になっています。宇宙にはさらなる強者がいることに気づき、修業を重ねる悟空とベジータのもとに最大の敵であるサイヤ人のブロリーと、地獄からよみがえってきたフリーザとが現れ、宇宙で最強クラスの4人が激しい戦闘を繰り広げることになります……。迫力のあるアクションシーンがみどころの作品です。

No.31 童話泣いた赤鬼がモチーフ「フレンズもののけ島のナキ」【2011年】

浜田広介の児童文学『泣いた赤おに』がベースになっている、人間の子どもコタケともののけ島の赤おにナキの友情の物語です。人間にとってはもののけ達が恐ろしい存在に思えていましたが、それはもののけ達にとっても同じです。もののけ島に人間が現れたことを恐ろしく思い、小さな子どもコタケを人間のもとに送り返そうとします。その任をまかされたのが赤おにナキでしたが、少しずつ勘違いしていた人間との関係性にも変化が生じてきて……。感動のラストに涙する作品に仕上がっています。

No.30 平安時代、けだものとして生きる阿修羅の運命「アシュラ」【2012年】

1970年に発禁処分となった、ジョージ秋山原作の伝説のマンガをアニメ映画化した作品です。15世紀中ごろに起き、10年ほど続いた応仁の乱のころを舞台としています。飢饉や戦のために人を殺し、食していた主人公アシュラの生活はまさしくけだものでした。しかし、そんなアシュラも優しい少女との出会いや法師との出会いを通じて、人間らしい心を取り戻していきます……。過激な漫画原作をどこまで映画で再現するのかということが話題になった作品ですが、生と死への考え方を観る人に問う奥深い仕上がりになっています。

No.29 銀河鉄道の夜をモチーフとしたアニメ「ジョバンニの島」【2014年】

時は第二次世界大戦直後、ソ連軍が進駐する北方四島を舞台にして描かれた、幼い兄弟の人生の物語です。北方四島のうちの1つである色丹島に暮らす10歳の淳平と7歳の寛太は、日本のポツダム宣言受諾を受けて島に流れ込んでくるソ連人との交流を持つようになります。幼い二人の淡い恋心の行方や、北方領土問題で現地の人がどのように感じたのかなどがリアルに描写されているので、とても感情移入のできるアニメになっています。

No.28 圧倒的なハイテンポファンタジー映画「夜は短し歩けよ乙女」【2017年】

第20回山本周五郎賞を獲得した森見登美彦の同名ベストセラー小説をアニメ映画化した作品です。移り行く四季が美しい京都を舞台にした、冴えない男子大学生“先輩”の物語です。後輩の“黒髪の乙女”への恋を成就させようと外堀を埋めていくものの、なかなかはっきりとした行動に移せません……。早い展開が観る人を飽きさせず、次第に物語にのめり込んで行ってしまう構成になっています。現代社会には見られない、古き良き京都の風景を思い起こさせてくれるような美しい描写も評価されている作品です。

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No.27 何度見ても”かっこいい”映画「PERFECT BLUE 」【1998年】

謎の人物のストーキング被害に恐怖するアイドルの姿を描いたサスペンスアニメ映画です。本格現代サスペンスをアニメ表現した新感覚の作品になっています。ある日、女優へと転身を決めた元アイドルの未麻のもとに脅迫めいたFAXが届きます……。徐々にエスカレートしていくストーキング行為に主人公の精神が疲弊していく姿がとてもリアルに描写されています。予測できない真相にたどり着くショッキングな展開なので、夜寝る前に見ない方がいいとも言われている作品です。

No.26 名探偵コナン映画の第5作目にして最高傑作「劇場版 名探偵コナン 天国へのカウントダウン」【2001年】

青山剛昌の同名人気マンガ、アニメシリーズを長編映画化した第5作目の作品です。日本一の高さを誇るツインタワービルに到着したコナンと少年探偵団の一行は、たまたまそこにいた毛利小五郎一行と合流しますが、建物のオーナーや関係者が次々と殺人事件の被害者になってしまいます……。黒の組織も絡んで、ダイナミックなアクションと見事な推理シーンを楽しめる大作で、伏線もしっかりしているので、コナン映画で一番好きだという人も多い作品です。

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No.25 転校生が感じた世界の違和感とは「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語」【2013年】

2011年に放送されて、そのダークな世界観から爆発的なヒットを生んだ同名テレビアニメシリーズを映画化した作品です。テレビシリーズのその後を描いた新作ストーリーで、世界を変えたまどかが、魔女の代わりにはびこるようになった魔獣たちとの闘いを繰り広げていくという物語になっています。衝撃のラストは観終わった人に大きな衝撃を残しますが、圧倒的な充実感も味わえる作品になっています。シリーズファンは、個々の心情が丁寧に描写されている点にも注目して楽しめるでしょう。

おすすめアニメ映画ランキング じっくり見たい24位~15位

24位から15位には1965年の映画から2014年までの映画がランクインしています。古いアニメだからこそじっくり観て味わっていただきたい、という作品もあれば、新進気鋭の監督たちの才能が光る名作もあります。どの作品も主人公に感情移入できる、情緒豊かな作品ですので、まだ観たことがない作品はぜひチェックしてくださいね。

No.24 高畑勲による躍動感あふれる映画「太陽の王子 ホルスの大冒険」【1968年】

宮崎駿と大塚康雄が制作を手掛け、高畑勲が演出をつとめた、日本アニメの歴史を変えた一本です。完成までに3年の歳月をかけた大作で、主人公ホルスが出会いや別れを繰り返しながら冒険を通して成長していくストーリーを描いた、冒険活劇です。50年前の作品ということを感じさせない人々の動きなどの描写のち密さや、内面の感情を豊かに表現した声優陣の能力がマッチした、日本映画史上の名作とも評される作品に仕上がっています。

No.23 新海誠らしい長編アニメ映画「雲のむこう、約束の場所」【2004年】


『君の名は。』でのヒット記録が記憶に新しい新海誠監督による2004年の作品です。戦争によって日本が南北に分断されており、青森がアメリカ軍の統治下にあるという舞台で繰り広げられる、少年たちの純愛ラブストーリーです。主人公の藤沢ヒロキと白川タクヤは、思いを寄せていた沢渡サユリの転校の報を耳にします……。設定の深さや、人物の心情の表現が巧みである点が評価されています。『君の名は。』の原点ともなる作品をぜひご覧ください。

No.21 エンディングで思わず涙 回想と虚構の万華鏡「千年女優」【2002年】

数々の賞を受賞した隠れた名作です。制作会社の社長が以前一世を風靡した女優である藤原千代子の取材のために、彼女の家を訪ねます。ブレイクさなかに突然映画界を後にした千代子の語る事実を聞きながら、衝撃の人生を知ることになっていきます……。過去と現在、回想と現実、表と裏を行き来しながら表現されていく、千代子の人生を描写する展開が観る者を引き付け、人生の美しさとその喜びが伝わってくる感動の作品に仕上がっています。

No.20 童話赤ずきんの予想外のオマージュ作品「人狼 JIN-ROH」【2000年】

グリム童話「赤ずきん」の赤を左翼反体制の「アカ」と、帝国主義体制を表す隠語「狼」を対比して描いた寓話的な作品です。配線の歴史から十数年が経ち、高度経済成長期に入った日本を舞台に、反政府勢力と政府側の精鋭集団による抗争を描いています。とてもち密で繊細な作画や、作り込まれた音楽に息を飲む、芸術性の高い作品です。好みが大きく分かれる作風ですが、オープニングから独特な世界観全開なので、はまる人はエンディングまで浸ることができます。

No.19 短いなかでもデジモンの魅力満載「劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」【2000年】

『おおかみこどもの雨と雪』の細田守監督による、同名アニメシリーズ「デジモンアドベンチャー」を映画化した第2作目の作品です。デジタルワールドから帰ってきた主人公太一たちの半年後を舞台とし、インターネットから生まれた邪悪なデジモンが世界中に混乱を巻き起こす姿を見てもう一度主人公が戦いの旅に出るストーリーを描いています。本編は約40分と短い作品ですが、細田監督の才能があふれる、早い展開と魅力的な世界観が楽しい映画です。

No.18 大人も子どもも考えさせられる「ジャングル大帝」【1965年】

手塚治虫の同名マンガを映画化した作品です。雄大なサバンナという舞台で、白いライオン・レオが人間に育てられたという過去がありながらも力強く成長していくさまを描いています。人間たちが私利私欲のためにジャングルを侵略して資源を獲得しようとしますが、それを食い止めようとするレオが奮闘するさまが丁寧に描写されている作品です。原作へのリスペクトが強く感じられる画風と、作り込まれた音楽が魅力です。衝撃の展開はまさしく大人向けの作品に仕上がっています。

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No.17 何十回も見たくなる誰もが知っているあの作品「銀河鉄道999」【1979年】

大ヒットした松本零士の同名原作を映画化した作品です。機械の身体を使って人間狩りをする“機械伯爵”への復讐を果たすため、自らも機械の身体を手に入れようと試みる主人公鉄郎は、機械の身体を無料で手に入れられるというアンドロメダ星へと向かう銀河鉄道に乗り込みます。旅の途中でメーテルやトチロー、クイーン・エメラルダスやキャプテン・ハーロックと出会うことで、絆を深め、成長していく鉄郎ですが、アンドロメダ星には恐ろしい秘密があったのです……。

No.16 大人も子どもも楽しめるクレヨンしんちゃん最高傑作「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」【2001年】

臼井儀人原作のマンガ『クレヨンしんちゃん』および同名テレビアニメシリーズの映画化作品として9作目に発表されました。春日部に誕生した「20世紀博」は大人たちのためのテーマパークで、しんちゃんの両親であるひろしとみさえたちが育った70年代の流行を再現していました。しかし、テーマパークの狙いは、ただ楽しむだけではなく、日本中の大人たちをコントロールすることに合ったのです。気付いたしんのすけたちが取る行動とは……。

No.15 少年の心を描き切った切ない純愛ストーリー「言の葉の庭」【2013年】


『君の名は。』で一躍有名になった新海誠監督が2013年に発表した作品です。地元の高校に通いながら靴職人を目指す高校生のタカオが、雨の日にだけ会える27歳のユキノへの恋心を抱いていくというストーリーです。モデルとなった新宿御苑を訪れるようになったファンや、主題歌を歌う秦基博のファンになったという人もいたほど大きな影響を与えた作品です。美しい雨の情景と、心に傷を負った登場人物の丁寧な内面描写に心揺さぶられる作品です。

おすすめアニメ映画ランキング 間違いなしの14位~6位

14位から6位は時間があれば好みにかかわらずぜひとも見ていただきたい作品たちをまとめました。描写の美しさもさることながら、それぞれの魅力的な主人公に感情移入できる点や、内面描写の丁寧さやメッセージ性の強さ、演出および脚本の見事さなどを総合的に評価して、ハイレベルなものを紹介しています。

No.14 美しすぎる映像美と少年の淡い恋のその後「秒速5センチメートル」【2007年】

こちらも新海誠監督の作品で、3本の連続した短編アニメーション形式で少年の切ないラブストーリーを描いています。小学校の卒業に伴い引っ越すことになった篠原明里に思いを寄せていた主人公、遠野貴樹は手紙のやり取りを通じて、彼女の住む町まで会いに行くことを決めます。電車での長い旅の途中で降りだした雪は、二人の約束を阻むのか……。遠く離れた彼女を想い続ける少年の大人になるまでの切ない思いや、劇中歌の山崎まさよしの歌声に涙をこらえきれない作品です。


No.13 笑えて泣ける児童小説を原作としたアニメ映画「劇場版 若おかみは小学生!」【2018年】

『茄子 アンダルシアの夏』を手掛けた高坂希太郎監督による、同名ベストセラー児童文学を映画化した作品です。交通事故で突如両親を失った小学6年生のおっこは、旅館「春の屋」を営む祖母のもとに引き取られ、失敗を繰り返しながらも若おかみとしての役割を果たそうと懸命に努力していました。そんなおっこの成長を描いた作品です。タイトルやポスターで敬遠してしまいがちですが、最高の演出と磨き抜かれた脚本が光る、誰が観ても楽しめる作品です。

No.12 戦争の愚かさと人々の生活・文化が描かれた名作「この世界の片隅に」【2016年】

テレビドラマ化されたこともある、こうの史代による同名マンガをアニメ映画化した作品です。舞台は1944年、戦時中の広島県呉市に嫁いできた18歳のすずは、食糧が足りない中でも創意工夫をしながら主婦として家庭を支えます。しかし、アメリカ軍の空襲の標的となっている日本海軍の軍備の要である呉市に、1945年8月に悲劇が訪れます……。主人公すずのリアルな描写が評価の高い作品です。アニメだからと不自然な展開がないので、深く感情移入してしまう作品です。

No.11 小さな奇跡の積み重ねが大きな奇跡に繋がる「東京ゴッドファーザーズ」【2003年】

東京都の新宿を舞台に、3人のホームレスがクリスマスの夜にごみ置き場で拾ってしまった赤ちゃんの親探しが始まる…というストーリーです。あまりにもぶっ飛んだ設定で、リアリティはあまりありませんが、とにかく観る人をハッピーにしてくれる、底抜けに明るい映画です。細かいところまで描かれた描画の美しさや、アニメーションの動きの自然さはもちろんのこと、観ている人を飽きさせないテンポの速い展開や、心温まるストーリーが魅力の作品です。

No.10 ラブコメ+サイコホラーの難解性「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」【1984年】

高橋留美子の同名ベストセラーマンガおよびアニメシリーズの映画化作品第二弾です。異星人ラムと高校生あたるが日常の中で巻き込まれる超常現象や奇妙なできごとを描いたSFラブコメディ映画です。文化祭の日に起きた、時間が繰り返してしまう現象や、家に帰れなくなってしまう奇妙な現象を解決しようと奮闘する二人の姿が描かれます。何度見ても飽きない展開は、押井守監督の手腕あってこそ成し遂げられました。後の多くの映画に影響を与えた一作です。

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No.9 多くのファンから指示を受ける「サマーウォーズ」【2009年】

『時をかける少女』の細田守監督による壮大なSFミステリーとアクションが楽しめる映画です。インターネット上でアバターを使って仕事やゲームなど何でもできるようになった日本を舞台に、天才的な数学の才能を持つ小磯健二少年が、インターネットウイルステロに巻き込まれていくというストーリーです。情景や表情の描写が魅力的で、スピード感たっぷりに展開されていくシーンに思わず夢中になってしまう、家族のきずなを描いたアニメです。

No.8 画期的テクノロジーを悪用する組織との闘い「パプリカ」【2006年】

筒井康隆による同名SF小説をアニメ映画化した作品です。夢に入り込んで人々の思想を犯すテロリストの攻撃に立ち向かう、夢探偵パプリカの活躍を描いています。夢に入り込んで治療をするためのマシンが盗まれたことに気づいたサイコ・セラピストは、勤め先の所長がすでに夢の侵略の影響を受けていることを知り……。深遠なテーマを扱っていますが、繰り返し観るたび発見がある作品です。心温まる場面もあれば、ギョッとさせられシーンもある、芸術性の高い作品に仕上がっています。

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No.7 アメリカでリメイクされるほどの名作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」【1995年】

士郎正宗原作のマンガ『攻殻機動隊』を原作に押井守監督がアニメ映画化した作品です。西暦2029年を舞台として、攻殻機動隊と呼ばれる公安9課の活動が描かれます。国際手配中のハッカーが捕まえられたという一報が入りますが、犯人「人形使い」はコンピューターを搭載した完全サイボーグでした……。近未来の世界をとてもリアルに描写しているので、深い内容を把握するまで繰り返し観て楽しめます。2017年にアメリカで実写映画化もされた、多くの人に影響を与えた名作です。

No.6 ジブリ映画を一気にメジャーに押し上げた有名作品「魔女の宅急便」【1989年】

スタジオジブリが送る、宮崎駿監督作品です。13歳の魔女のキキが黒猫ジジと修行の旅に出るのですが、彼女が選んだのは、箒で空を飛べる魔女のスキルを活かした宅急便の仕事でした。海辺の街で修行をしながら暮らす彼女が荷物をなくしたり、飛べなくなってしまったり、トラブルを乗り越えながら成長していく姿を描いています。宮崎駿監督が描く個性豊かで魅力たっぷりのキャラクターたちがかわいらしく、挿入歌も素晴らしい高評価な映画です。

おすすめアニメ映画ランキング圧倒的な存在感トップ5

いよいよトップ5の発表です。トップ5には圧倒的な存在感の作品が名を連ねています。日本だけでなく世界にも名をとどろかせ、遠く海外にもファンが大勢いる作品は、まさに観ないともったいない映画です。大人にこそ見ていただきたいアニメ作品のランキングベスト5を以下に紹介します。

No.5 日本ロボットアニメに革命を巻き起こす「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」【2009年】

1995年に放送された『新世紀エヴァンゲリオン』をリビルドした映画作品です。全4部作シリーズの2作目で、前作に続いてテレビ版アニメ第8話から第19話を網羅してはいるものの、テレビアニメシリーズにはなかったキャラクターの登場や新たな謎の登場など、原作を観ていない人でも楽しめる展開になっています。14歳の少年少女がパイロットとして悩みながらも成長していく姿が丁寧に描写されている、完成度の高い作品で、感情移入して楽しめます。

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No.4 特殊能力の掟を破った代償は重く「時をかける少女」【2006年】

筒井康隆の同名小説を原作としてアニメ映画化した作品です。ただし、原作をベースにして、約20年後の出来事を描いています。細田守監督の名を世界に轟かせた作品となりました。自転車事故をきっかけにタイムリープができるようになった主人公の少女、紺野真琴は、能力を乱用するようになりますが……。思春期の女子の心の動きや、気になる男子二人との人間関係の変化などが丁寧に描写されている作品で、ストーリーにも無駄なところがなくまさに完璧に仕上がっています。

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No.3 アニメ映画史に残る大ヒット作「君の名は。」【2016年】

新海誠監督の知名度を一気に上げた大ヒットアニメ作品です。日本だけでなく世界で爆発的なヒットを記録しました。田舎町で過ごす少女と東京で暮らす少年が奇妙な夢を通じてお互いに引き寄せ合い、導かれ合う姿を描いています。ち密で繊細な描画による、美しさを感じる背景や人物描写は新海誠監督の真骨頂と言っても良いでしょう。ところどころにちりばめられていた伏線が回収される展開は鳥肌が立つほど美しく、すっきりと整理されており、観終わった後も余韻が長く残る作品です。

No.2 名セリフ連発!擦り切れるほど見たファンも続出「ルパン三世 カリオストロの城」【1979年】

モンキー・パンチ原作の人気シリーズ「ルパン三世」を宮崎駿監督が映画化した作品です。カリオストロ王国にやってきたルパン一行は、カリオストロ伯爵によって強引に結婚を迫られ、城に閉じ込められていた少女クラリスと偶然に出会い、彼女の救出を決めます……。五右衛門や銭形警部の名台詞が心に残る、何年たっても色あせない作品です。宮崎駿監督作品らしく登場人物が扱われているものの、原作のハードボイルドなカッコよさが失われていない、最高傑作アニメです。

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No.1 ワンピースの人気キャラクターチョッパーの物語「エピソードオブチョッパー 冬に咲く奇跡の桜」【2008年】

少年ジャンプで連載中の尾田栄一郎原作の同名マンガを映画化した作品です。マンガの中でトナカイの船医であり、悪魔の実の能力者としても知られているチョッパーがどのように仲間になったのかを描いた作品です。自分のことをバケモノだと評価し、人間にもトナカイにもなじめなかったチョッパーを唯一認め、冒険に誘ったルフィとの友情のきずなが結ばれるエピソードに多くの人が涙を流しました。声をあげて泣いてしまうほど美しいストーリーの映画です。

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まとめ

アニメ映画ランキング50選を一挙に紹介しましたが、いかがだったでしょうか。公開が古い映画にも、新しい映画の中にも、大人向けのストーリーの映画がたくさんあることに驚かれたのではないでしょうか。子ども向けに製作されたものの、大人になった今だからこそ心の中の純粋な部分を刺激されて涙が出てくる、という作品もあります。大人になった今だからこそ時間をとって全アニメ制覇も狙えますので、このランキングに取り上げた名作たちはぜひとも観てくださいね。

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