怖いけどまた見たくなるホラーアニメおすすめ34選!

王道アニメだけじゃなく、ヒヤッとするホラーをアニメで楽しんではいかがでしょうか。子どもも楽しめるものから大人でも怖いものなど様々なアニメを34作品、ランキングにしてご紹介します!気になる作品があったらぜひチェックしてみてください。
目次
背筋が凍るホラーアニメはいかがでしょうか?
皆さんは普段どんなアニメを見ますか。
バトルものや日常ものなど様々だと思いますが、ホラー作品は見たことありますか?
ホラーには気味が悪い、残酷なシーン等様々な怖さがありますよね。
可愛いキャラクターだと思って見てみたら、実は怖くてトラウマに…なんてことも。
今回はアニメのホラー作品をご紹介していきます。
アニメといってもリアルより怖いなんてこともありますので注意も必要です。
興味を持った方は視聴してみることをおすすめします。
ホラーアニメおすすめランキング34選!
ホラーアニメと言っても様々なジャンルがあり、精神的に来るもの、ぞわっとするもの、猟奇的なもの等、そこでも好みが分かれます。
今回は絞ることなく幅広くホラージャンルのアニメを紹介していきます。
子供と楽しめるものから、大人もヒヤッと怖くなる作品まで!
知っている作品だけでなく、知らない作品もこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
34位 妖怪ウォッチ

レベルファイブを主体として日本を中心に展開するクロスメディアプロジェクトです。
監督は泉保 良輔。声の出演は、戸松 遥、関 智一、小桜エツコ、遠藤 綾。2014年からテレビ東京系列で放映。
怖いものが苦手な方は子ども向けのアニメなんていうのもおすすめです。
主人公であるケータはある日妖怪執事と名乗る妖怪のウィスパーと出会う所から物語は始まります。
そこで妖怪ウォッチを手に入れ妖怪を見ることが出来るようになったケータは彼らと友達になっていきます。
子ども向けの作品ではありますが、その影響力は絶大でメディアミックスも多くあり、アニメだけでなくゲームやおもちゃなどたくさん見かけることが出来ます。
本作のエンディングテーマである「ようかい体操第一」は大ヒットし、『第65回NHK紅白歌合戦』でも披露されました。
さらにこの作品は妖怪的なホラーだけでなく、実在の人物やパロディ等も多く使用されているため世代問わず楽しむことが出来ます。
妖怪と言えば見た目が怖いのが一般的ですが、この妖怪ウォッチはポップなキャラクターが登場し、妖怪の事を知る入門としてはとても入りやすくなっています。
ほかにも妖怪と友達になっていくケータを知る事により友情を教える教育アニメという側面もあります。ホラーというだけでなく友情も伝わる作品でおすすめです。
33位 呪術廻戦

週刊少年ジャンプで2018年から連載の芥見下々による同名漫画が原作のダークファンタジー・バトル。
2020年から毎日放送・TBS系列『スーパーアニメイズム』枠で放送されました。
監督は朴性厚。制作は『この世界の片隅に』や『ドロヘドロ』など、映像化が難しいと言われる作品もハイクオリティでアニメ化するMAPPA。
声の出演は、 榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美、中村悠一、諏訪部順一。
驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていた。
しかしある日、呪いに襲われた仲間を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を食べ、特級呪物“両面宿儺”と肉体を共有することとなる。
虎杖は、最強の呪術師である五条悟の案内で、呪いの専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり……。
“呪い”が題材になっているため、どこか不気味な雰囲気を含んだ作品です。
登場する呪霊たちの見た目も奇妙で、日常のなかに現れるシーンは違和感があり不気味です。
東京都立呪術高等専門学校の仲間たちは個性豊かで、主人公・虎杖だけでなく仲間たちの成長も楽しめる作品です。
原作の漫画は大人気で書店に並ぶとすぐに売り切れてしまうなど、社会現象となりました。
2021年には、虎杖の事件が起こる前の出来事を映画化した『劇場版 呪術廻戦 0』が上映されました。
32位 迷家-マヨイガ-
ディオメディア制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品です。2016年放映。
監督は『ガールズ&パンツァー』『SHIROBAKO』『監獄学園 プリズンスクール』などの水島 努。
声の出演は、酒井広大、相坂優歌、八代拓。
人生をやり直したいと考える人は多くいます。この作品はそんな人たちが集まりツアーと名を打って人生をやり直そうと都市伝説の場所へと向かう所から始まります。
第1回人生やり直しツアーは男女合計で30人近い人数が集まり、期待に胸を膨らませ都市伝説の納鳴村に向かう。
現実として行方不明になった彼らは明るい未来を夢見ていたが、納鳴村に着いてみると誰もおらず怪しい雰囲気だけが漂っている。
行方不明になったものがコミュニティを形成していると聞かされていた彼らを迎えたのは獣の咆哮。
さらに怪現象に巻き込まれ、都市伝説が嘘だったことに気付かされる……。
登場人物がかなり多い作品で、全ての登場人物がモブではなくキャラが立っているという中々にないものになっています。
集団でのヒステリーや多数が集まった時人間の心理はどうなっていくのかを見ていく作品です。落ち着かない集団ホラーを見てみたい方におすすめです。
31位 11eyes-イレブンアイズ-
元々は成人向けゲームで作られたものでアニメだけでなく漫画にもなりました。
監督は下田正美。2009年に放映されました。
声の出演は、小野大輔、後藤麻衣、浅川悠、力丸乃りこ、壱智村小真、森久保祥太郎。
赤い夜と呼ばれる世界に突如巻き込まれた主人公、皐月駆を支点にして物語は展開していきます。
日常的なパートもありそこではとても平和に過ごしていますが、赤い夜に巻き込まれるとそこは命の危険もある大変な場所でした。
駆はヒロインのゆかを守るために、赤い夜でも戦える力を修行によって獲得していきます。
そこで女性とも関わりが増えていくとゆかが変わっていきます。
ゆかはヤンデレキャラであるために物語中盤以降ではその性質がより顕著になっていきます。
ヤンデレが好きな方にはとてもおすすめ出来る作品の1つです。
バトル、恋愛、ファンタジーと王道を行く作品に仕上がっているためビジュアルだけでなく、ホラー一辺倒じゃない作品を見たい方におすすめです。
30位 王様ゲーム The Animation

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シリーズ累計発行部数800万部を超える、金沢伸明による大人気ホラー作品「王様ゲーム」を原作としたアニメ作品。
2007年に AT-X・TOKYO MX・BS11にて放送されました。監督は佐々木勅嘉。
声の出演は、宮野真守、M・A・O、立花慎之介、Pile、堀江由衣。
主人公の伸明はある事件がきっかけで転校し、そのせいで心を閉ざしていました。
クラスメイト達と仲良くなることを拒んでいましたが体育祭がきっかけで次第に心を開いていきます。
そんな時クラスメイト達の携帯電話に王様を名乗る宛名でメールが届きました。
単なるいたずらだとクラスメイト達は気にしていませんでしたが、伸明はそのメールの正体を知っていました……。
この作品は実際にある王様ゲームをデスゲームに変化させて作り上げた作品で、主要人物達のキャラクター性が立っています。
最近はデスゲームが増えていてこの作品もそれになぞらえています。死に方は結構グロいためそっち方面が好きな方は楽しめる出来です。
しかしギャグ要素に近い展開も多くあるため、そういう意味でも楽しめる作品です。
ホラーギャグといったジャンルを楽しめる方におすすめです。
29位 おおかみかくし
元々はミステリーアドベンチャーノベルとして作られたゲームです。
CEROがついているように内容は結構えぐいものになっています。
『ひぐらしのなく頃に』を作った竜騎士07が原案と監督を務めていると言えばそのえぐさも伝わるかと思います。
2010年からTBS、BS-TBS、サンテレビにて放送された作品です。
声の出演は、小林ゆう、伊瀬茉莉也、加藤英美里、藤田咲、渕上舞、後藤邑子。
16歳の少年・九澄博士は都心から離れた嫦娥町に引っ越してくる。嫦娥町は今もまだ謎に包まれた土地文化や風習が残った町。
目立つ存在でもない博士を、クラスメイトはあり得ないぐらい気にかけてくれるが、その中でクラス委員の櫛名田眠だけ距離を置いている。
そして櫛名田眠は、博士に忠告する。「旧市街には近づかないように」と……。
転校先のクラスメイトと仲良くなる、よくあるストーリー。かと思いきや、物語が進むにつれホラーと謎要素が交錯していきます。
原作では分岐シナリオが存在しマルチエンディング方式になっています。
ハッピーエンドだけでなくバッドエンドもあるため後味の悪い終わりも多くあります。
始まりもかなり不思議で、やたらと主人公が歓迎されていたり、赤い月の夜に友人がいなくなったりとホラーらしいものになっています。
深まる謎や様々な人物同士のドラマがあったりとノベルテイストらしい作品です。
猟奇的なものがあったりするため少し狂気じみたホラー作品を堪能したいという方におすすめです。
28位 こわぼん
2015年から九州朝日放送(KBC)にて放送された5分ほどの短編アニメ作品。
監督は竹谷和真。
ジャンルとしてはホラーと、フィクションをドキュメンタリー映像のように見せかけて演出する表現手法であるモキュメンタリーとなっています。
実写をアニメにする“ロトスコープ”と呼ばれる技法を用いて作成されたアニメーション作品で、よりリアリティのあるホラーとしてとても有用でした。
Webカメラや監視カメラの映像を使用することでさらにホラーテイストを強める等こだわりを見せてきます。
アニメに登場する人物は福岡で実際に活躍するタレントやアナウンサーであり、福岡発アイドルグループのLinQも登場しています。
そこには監督の言葉として「どこにいてもカメラで写される現在の状況に疑問を抱き、ホラーに取り入れようと思った」という想いがあります。
実写を元にしているためホラーとしての妙な生々しさ、そして定点カメラで撮影されている所から周りの動き、不意に登場する何か恐ろしいものといった不可思議な現象が上手く組み合わされています。
リアルともアニメとも違ったホラー作品を楽しみたい方におすすめです。
27位 さんかく窓の外側は夜

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『MAGAZINE BE×BOY』で2013年から連載したヤマシタトモコによる同名漫画をアニメ化した作品です。
監督は安田好孝。声の出演は、島﨑信長、羽多野 渉、斉藤壮馬、安済知佳。
書店で働く三角康介は、一見普通の青年だが、幼い頃から霊が見える特異体質に悩まされていた。
ある日、書店にやってきた除霊師・冷川理人にその素質を見出され、彼の助手となる。
様々な依頼を受けて除霊業務を行う中、刑事の半澤より、1年前に起きた連続殺人事件の話を持ち掛けられ、2人はその謎を追うことになる。
ホラー要素がだいぶ強い作品となっています。
ホラーの中でも“呪い”や人間の醜さを描いており、気味の悪さが怖いポイントです。
じんわりゆっくりと進むストーリー展開が、気味の悪さをよりじっとりと高めていきます。
オカルトホラー×ミステリー×バディの要素が詰まった新感覚の作品です。
26位 極黒のブリュンヒルデ

『週刊ヤングジャンプ』にて2012年から連載された岡本倫による同名漫画が原作です。
監督は『家庭教師ヒットマンREBORN!』や『キングダム』の今泉賢一。2014年にTOKYO MX、読売テレビ、中京テレビ、BS11ほかで放送されました。
声の出演は、逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾、市道真央(M・A・O)。
主人公・村上良太は稀有な記憶能力を持っています。
1度見たものをスキャナーで取り込んだかのように記憶することができる能力ですが、忘れたい事も忘れることが出来ません。
小さい頃に事故で死なせてしまった幼馴染のクロネコを忘れられませんでした。
「宇宙人と会ったことを証明する」というクロネコとの約束を果たすために、NASAに入る事を目指して必死に勉強します。
そんなときに学校にやってきた転校生の少女はクロネコにそっくりで、さらには魔法使いであることが判明します。
魔法使いは薬を飲まないと死ぬ体質に改造されているため、脱走した少女の余命はかなり短いものでした。
良太はクロネコに似ている少女を助けるために命を賭けていくようになります。
この作品はグロいだけでなく人体実験やえげつない改造を施された魔法使いたちの話です。
魔法使いには反乱をしない様にハーネストと呼ばれるものがあり管理されています。
スイッチを押すと魔法が使えなくなったり溶けて死んだりとなかなかの内容です。
普通の魔法使いものだけでなく、ホラーも一緒に楽しみたい人におすすめです。
25位 進撃の巨人

『別冊少年マガジン』で2009年から連載開始した、諫山創の大ヒットコミックをTVアニメ化。
監督は「DEATH NOTE」などの荒木哲郎。第1期~第3期はWIT STUDIO、第4期はMAPPAが制作し、2013年から放映されました。
声の出演は、梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、谷山紀章。
ある日人類は絶望した。突如として現れた巨人により人類は滅亡の危機に陥り、生き残った人類は城壁の中で暮らす事を余儀なくされました。
巨大な3枚の壁の内側に引きこもり、なんとか毎日を過ごしています。物語はその中で暮らすエレンを主軸にして進みます。
しかしある日、壁を超える大型の巨人が現れ壁を破壊し巨人が城壁の中に流れ込んできます。
そしてその城壁にいる人たちは巨人に為すすべなく殺されてしまい、1枚の壁を捨てる事になります。
その時母親を巨人に食べられてしまったエレンは巨人たちに復讐を誓い、外壁を調査する集団の調査兵団へと入隊を決意します。
この物語は人類の敵に対して復讐するというお話です。暗い話も多く人もかなり死んでいきます。
一般人であったり仲間であったりと多岐にわたる人の生き死には中々に考えさせられるものがあります。
ダークファンタジーに巨人というホラーな生物を組み合わせた作品で、かっこいい戦闘や人間的な成長も楽しみたいという方におすすめです。
24位 カクレンボ

コミックス・ウェーブから2005年に発売された30分のOVA作品です。
監督は「東京喰種トーキョーグール」などの森田修平。
声の出演は、竹内順子、植木誠、鈴木真仁、内藤玲、石橋美佳、小林晃子。
舞台は東洋風の荒廃した街で、子供にしかできない遊びがありました。
それは「オトコヨ様のお遊戯」である秘密の遊び「カクレンボ」というものでした。
30分という短い時間の中に7人の子供たちを描き、異形のものとの鬼ごっこともかくれんぼともつかない遊びが始まります。
OVAであるために雰囲気をより強く際立たせて不気味なものにしてあります。
かくれんぼをモチーフにしていますが追いかけてくるものから隠れたり、鬼の正体を暴こうとするところから普通のかくれんぼとは少し違ったところも魅力の1つです。
30分作品で完結するためさっくり見ることが出来ます。
短い時間の中で作り上げる難しさを良く示してくれている作品です。
ホラー作品をあまり見たことがない人や、時間がなくてもホラー作品を楽しみたいという方におすすめです。
23位 殺戮の天使
星屑KRNKRN(真田まこと)による日本の探索型ホラーゲームが原作です。
2018年からAT-Xほかで放送されていました。監督は鈴木健太郎。
声の出演は、千菅春香、岡本信彦、大塚芳忠、櫻井孝宏、藤原夏海、伊瀬茉莉也。
目覚めると記憶を失いビルの最下層にいた少女レイチェルを主人公にして話は進みます。
元々は探索しながら進んでいくホラーゲームであり、追われ続けて、いつ襲われるかわからない恐怖がメインになっています。
演劇のような演出もあり、よりホラーな演出を楽しませる工夫のある作品です。
レイチェルは自分がここにいる理由もわからずビルから脱出しようとすると、殺人鬼のザックと出会います。
最初は殺されるかと思いましたが2人は共に地上を目指すことになります。
このアニメは逃げるのがメインではありますが、レイチェルとザックの関係性にもかなり注目な作品です。
少女と殺人鬼というアンバランスな組み合わせをどのように解釈していくかによって見方は変わっていく不思議な作品です。
自己を顧みない少女と約束を守るために頑張る殺人鬼、この2人の成長の物語です。
脱出するという根源的な恐怖と2人の成長を見てみたい方におすすめです。
22位 ダンガンロンパ The Animation
ダンガンロンパシリーズはスパイク・チュンソフトより2010年から開発、発売されたコンピューターゲームのシリーズです。
本作はMBS製作で2013年から「アニメイズム」枠で放送されました。
監督は「暗殺教室」の岸誠二。
声の出演は、緒方恵美、大山のぶ代、大本眞基子、櫻井孝宏、日笠陽子、石田彰。
「超高校級の才能」を持つ高校生たちのみが集まる学校「私立希望ヶ峰学園」は、卒業すると人生の成功が約束されると言われています。
苗木誠は平凡な少年だったが「超高校級の幸運」として抽選で選ばれ、希望ヶ峰学園に入学します。
意気揚々と入学式に向かう途中で意識を失った誠は、学級裁判に巻き込まれます。
脱出不可能な校舎に閉じ込められ、卒業するためには仲間を殺さなくてはならないというルールが持ち込まれます。
ゲームが原作であり推理ものにアクション要素も加わった推理アクションという新しいジャンルです。
希望や絶望だけでなく、超高校級の生徒たちが織りなすストーリーは予想の出来ない展開を生み出します。
登場するクマのぬいぐるみ・モノクマも不可思議な雰囲気を持っていて、デスゲームの不可解さをより強調するのに役立っています。
推理しながらデスゲームホラーを楽しみたい方におすすめです。
21位 Another(アナザー)
2006年から連載され、2009年に単行本が発売された、綾辻行人による同名小説が原作。
漫画やアニメにもなり知名度が一気にあがることになり、2012年には山崎賢人、橋本愛主演で映画化もされました。
アニメは2012年より放送されました。監督は「おおきく振りかぶって」、「ガールズ&パンツァー」などの水島努。
声の出演は、阿部敦、高森奈津美、前野智昭、米澤円、野中藍。
ホラーでもありミステリーでもありサスペンスでもある、この作品にはそんな魅力があります。
その独特な雰囲気はこの作品ならではと言われるほどで、かなり人気の高い作品として知られるようになりました。
主人公は自身の病気療養のために引っ越してきた、中学生の榊原恒一です。
転校したクラスには、常に何かに怯えているような雰囲気が漂っていて不気味な感じがしました。
その中で不思議な雰囲気をもつ少女・見崎鳴に惹かれるようになります。
しかし、クラスメイトは鳴の事が見えていないかのようで恒一だけが彼女と話していました。
常にホラーな雰囲気があり、いつ何が起こるかわからないサスペンスが非常に秀逸です。
さらに、実際に人が死ぬことによって生まれる根源的な恐怖も見どころです。
簡単に人が死ぬだけでなく、その凄惨な死によってクラスに何かがあるのを強く印象付けます。
幽霊や妖怪といったホラーよりも、サスペンスやミステリーが好きなホラー好きにおすすめです。
20位 ハイスクールミステリー学園七不思議

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1986年に出版された、つのだじろうによる『学園七不思議』が原作です。
監督は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の三沢伸。1991年からフジテレビで放送されました。
声の出演は、富沢美智恵、本多知恵子、川島千代子、三石琴乃、金丸日向子。
学校等で起こる心霊現象、まさにハイスクールミステリーを扱った作品です。
ホラーアニメで主人公は霊感の強いみずきという少女です。月影先輩という霊能力者と協力し、学校で起こる霊的な問題を解決していきます。
霊界からの理不尽な干渉など、霊と生者は相容れないという事がよくわかる作品です。
基本的に1話完結ものなのでさっくり楽しむことも出来ます。
放送時期が1991年という事もあり、セル画で作られていて独特の雰囲気を生み出しています。
学園物の設定を壊さず重い雰囲気にもなりすぎないのも、見ていて飽きない工夫がされています。
事故や自殺など多くの事件が起きる学校、そして解決したように見えてしていないというのも、不気味な後味を残してホラーの要素をより強く意識させてくれます。
昭和の時代の雰囲気を残したテイストで描かれているホラー作品を見てみたい方におすすめです。
19位 黄昏乙女×アムネジア
2009年に発表されためいびいによるホラー漫画が原作です。
監督は『ef - a tale of memories.』の大沼心。2012年に放送されました。
声の出演は、代永翼、原由実、福圓美里、喜多村英梨。
新入生で主人公の新谷貞一はある時、旧校舎に入ってしまいます。
旧校舎は古い時からずっとあり、増改築を長い間行っていたせいで迷路のようになっています。
そこには怪談話や幽霊の都市伝説などが残っていて気味の悪い雰囲気がありました。
そこで貞一は幽霊に出会います。自分が死んだ理由を解明してほしいと頼まれ、死体を見つける事に成功します。
しかし、見つけても死んだ原因を思い出す事は出来ず、真相は謎につつまれたままになります。
そこで学園で起きる怪談などを調査し、幽霊の死亡原因を探す部活動を作りました。
主人公と幽霊のラブコメディでもあり、怪談や怪異との遭遇しホラー要素も強く出ているこの作品は雰囲気が作り込まれています。
幽霊と人間の恋愛模様が繰り広げる中で、2人はどういった結末を迎えていくのか。ホラー要素と恋愛ものを一緒にみたい方におすすめです。
18位 電脳コイル

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『カードキャプターさくら』『DEATH NOTE』『ちはやふる』のマッドハウス制作のアニメ。2007年からNHK教育テレビで放送されました。
スタジオジブリ作品や『機動戦士ガンダム』シリーズ、『新世紀エヴァンゲリオン』などの作品に携わってきたアニメーター・磯光雄の初監督作品です。
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など複数の賞を受賞しました。
身に着けて使用する電子機器、電脳メガネが普及した時代から11年の月日が経つと、電脳と呼ばれる技術が発達しその世界で様々な事が出来るようになりました。
その技術はインターネットを見るだけではなくペット等も買う事が出来る代物であり、まさに近未来といった世界観になっています。
物語は電脳世界のイリーガルに主人公ヤサコが遭遇するところから始まります。
引っ越しによって住む環境が変わったヤサコを中心として、人との出会いによって成長していく姿が描かれています。
ホラー作品としてではなくSF系のほうが認識が強い作品ですが、都市伝説などのホラー要素もあり一風変わったホラーを楽しみたい方におすすめです。
17位 闇芝居 一期

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2013年からテレビ東京で放送された作品です。10期まで制作されるほど長く続いています。(2022年時点)
声の出演は、津田寛治、村井良大、増本庄一郎、相沢梨紗。
紙芝居風に作り上げた5分間の大人向けショートストーリー。
短いながらも紙芝居風に語られる都市伝説やホラーは昔ながらの雰囲気を感じさせてくれます。
昭和の時代、空き地で紙芝居を読んでくれる人をモチーフにしています。
5分であるために話が素早く展開していきますが、怖さは充分以上にあります。
短いからこそさっくり見る事もでき、ホラー好きにはたまらない作品になっています。
紙芝居風であるため動きは少なくなっていますが、だからこそ雰囲気を存分に楽しむことが出来ます。
話と音を上手く組み合わせ、視聴者を引き込み恐怖させようというのがよくわかります。
怖いだけでなくどきっとさせられるような事も多く、見ていて飽きない作品です。普通のホラーではなく、たまにはさっくりとホラーを楽しみたい人におすすめです。
16位 がっこうぐらし!
2012年から『まんがタイムきららフォワード』で連載された、海法紀光(ニトロプラス)(原作)、千葉サドル(作画)による同名漫画が原作です。
監督は安藤正臣。2015年よりTOKYO MXなどで放送されました。
可愛いキャラクター達が多いので、原作を知らない人たちはいわゆる日常系のアニメを想像するでしょう。
ほのぼのとしたテイストで最初は描かれていましたが、不可解な点が多くありどうして学校に住んでるかを理解するとその恐怖が増します。
突如としてゾンビが出現した世界で、殺害されるとゾンビになるゾンビパニックもの、というのがこの作品の本当の姿です。
生き残りの女子高生たちを描いていて学校でサバイバルをしています。
その姿は可愛らしく合宿している生徒だと勘違いしがちになります。CMでもゾンビを一切映さないという徹底ぶりでした。
ゾンビものといえば銃を使ったり能力を使うバトルものを想像しがちですが、この作品は本当にただの女子高生がゾンビと向き合い精一杯生き抜いていくものです。
他にもショッピングモールにてサバイバルをしている生徒等も登場し、ゾンビものも萌えも好きな人におすすめの作品になっています。
15位 地獄少女シリーズ

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2005年からTOKYO MXなどで放送されたミステリーホラーアニメです。
監督は『夏目友人帳』、『デュラララ!!』 などの大森貴弘とわたなべひろし。
声の出演は、能登麻美子、菅生隆之、本田貴子、松風雅也、椎名へきる。
世間では、地獄通信と呼ばれる都市伝説が噂になっていました。
深夜の0時にのみアクセスできるページに恨み言を書くと、憎い相手を地獄に連れて行ってくれるというものです。
そしてその噂は真実で、地獄少女が依頼人の元へ現れ呪いのアイテムを授けます。
しかし、その契約をすると依頼人自身も代償を背負うことになり、死んだ後に永遠に地獄で苦しむことになると告げられます。
不思議な雰囲気を纏ったセーラー服の少女がメインキャラクターで、その仲間たちも妖怪であったりと、呪いをテーマに少女と妖怪を上手く組み合わせてある作品です。
時代劇の必殺仕事人シリーズのような、法で裁くことは不可能だが罰を与えるというコンセプトのもと作成された作品です。
暗い雰囲気と妖怪、そして少女漫画の組み合わせを楽しみたい方におすすめです。
14位 デス・パレード
2015年に日本テレビで放送されたアニメです。
監督は『モブサイコ100』などの立川譲。
声の出演は、前野智昭、瀬戸麻沙美、大久保瑠美、細谷佳正。
何も知らされず連れてこられた若者と老人、2人はバーテンダーによりゲームをさせられることになります。
それは命を賭けたゲーム、デスゲームの誘いでした。お客として連れてこられた人たちは次第にデスゲームに取りつかれ本性をさらけ出していきます。
バーテンダーは自らを裁定者と言い、客に裁定を下します。
この作品『デス・パレード』は『デス・ビリヤード』を原作にした作品です。
名前がパレードに変わったことによる変更点は登場人物が増え、バーテンダーサイドのシナリオが大きく増えています。
そのためより深くゲームにのめり込むことが出来るようになっています。
人間の生きる意味や死とは何なのかを考えさせられ、それにより人生とは一体何なのかに想いを馳せます。
主人公であるバーテンダーのデキムは、ゲームの形がこれで本当に良いのかと悩みます。
自分が人の生死を決めている分、誇りを持っていましたがそれだけではだめだと気付きます。
ゲームを主題にしたホラーを堪能したい人におすすめです。
13位 京極夏彦 巷説百物語
1997年より季刊妖怪マガジン『怪』に掲載された、京極夏彦による時代小説のアニメ化。
2003年より中部日本放送(CBC)、RKB毎日放送、中国放送などで放送されました。
監督は殿勝秀樹。声の出演は、 中尾隆聖、小林沙苗、若本規夫、関俊彦、野沢雅子。
人の恨みや嫉妬心、人間の欲深さや罪深さをテーマにしている作品です。
人の醜い部分を妖怪の仕業に見立て解決していく子悪党の活躍を描いています。
舞台は江戸時代で様々な登場人物がいます。
子悪党の1人は悪魔や神仏、妖怪などといったものを全く信じていなかったり、怪談話が3度の飯より好きな変わり者だったりと個性豊かなキャラクターが話を組み立てていきます。
暗さと奇妙さが同居していて、見ていてまさにホラーな雰囲気を楽しむことが出来ます。
しかしホラーではあるものの独特の雰囲気と、人の業を描いているためか怖いという印象よりも暗い印象が強くなっています。
雰囲気をたのしみ、ダークヒーローものが好きな人におすすめです。
12位 屍鬼

1998年に出版された小野不由美による同名小説が原作。
2010年にフジテレビ「ノイタミナ」枠で放送されました。
監督は『マクロス7』などのアミノ テツロー。
声の出演は、内山昂輝、大川透、戸松遥、興津和幸。
外部からは1本の国道しか繋がっておらず、周囲から隔離され、土葬の習慣も未だ残っている人口1300人の小さな村、外場村。
ある日、山入地区で3人の村人の死体が発見された。
村で唯一の医者・尾崎敏夫は、このことに不信感を抱くが、村人達の判断で事件性はないとされ、通常の死として扱われた。
しかし、その後も村人が次々と死んでいき、異変は加速していく……。
1人1人のキャラクターを深堀してくれるので、ストーリーも理解しやすくなっています。
本作はだいぶホラー、グロテスク表現が多い作品ですので、注意が必要です。
ジメジメした雰囲気と田舎という閉鎖空間が怖さを倍増させて、人間の怖さ、狂気を感じる作品です。
11位 伊藤潤二『コレクション』

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ホラー漫画家である伊藤潤二の短編集『伊藤潤二傑作集』、『魔の断片』を原作としたアニメ作品で、2018年にWOWOW・TOKYO MXで放送されました。
監督は伊藤潤二の大ファンである田頭しのぶ、『うる星やつら』『HUNTER×HUNTER』『ひぐらしのなく頃に』のスタジオディーン制作。
声の出演は、三ツ矢雄二、下野紘、名塚佳織、緑川光、小山茉美、末柄里恵。
短編集なのでいくつかの作品をアニメ化しているのですが、どのエピソードが放送されるかはオンエア当日まで明かされません。
誰がどの役を演じるのか?どんな順番で放送されるのか?見てみないと分からない。
視聴興味を惹き続ける手法が新しく、ドキドキしながら見ることができます。
伊藤潤二作品ならではの不気味さや繊細な絵のタッチが再現されており、原作で読んだ陰鬱な雰囲気をアニメーションで体験できます。
オムニバス形式となっているので、短いエピソードをいくつも楽しめて伊藤潤二ワールドに浸ることができます。
グロテスクなもの、理不尽なもののなかには感動するエピソードまで…さまざまなストーリーを楽しみたい方におすすめです。
10位 ゲゲゲの鬼太郎

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知らない人はいないと言っても過言ではない、水木しげるによる名作漫画が原作。
1960年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代と、各年代ごとに6つのシリーズ作品が東映アニメーションによって製作されています。(2022年時点)
主人公・鬼太郎の声もシリーズごとに変更されています。
第1シリーズ~第2シリーズは野沢雅子、第3シリーズは戸田恵子、第4シリーズは松岡洋子、第5シリーズは高山みなみ、第6シリーズは沢城みゆきです。
人間のために悪い妖怪と戦う幽霊族の最後の生き残りである鬼太郎は、目玉おやじの姿で復活した父親と共に、育ててくれた人間の家を離れ、放浪のたびに出る。
やがて、子泣き爺や砂かけ婆など協力してくれる正しい心を持った妖怪と出会う鬼太郎tは、人間たちとは一線を置いた生活をしながらも、悪事を働く妖怪を退治するようになっていく。
多くの人から愛されるゲゲゲの鬼太郎シリーズですが、特に第6シリーズは時代設定が現代になっており、今までとは違っています。
ゲゲゲの鬼太郎らしいホラー要素もありますが、社会風刺の描写も盛り込まれている社会派アニメーションになっていておすすめです。
これまでも映像化してきた大人気エピソード「幽霊列車」のリメイクや、子供向けとは思えない絶妙な後味を感じる「ずんべら霊形手術」など神回も満載です!
日本を代表する国民的アニメの1つなので、ぜひご覧ください。
9位 笑ゥせぇるすまん

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1989年に発売された、藤子不二雄(A)による同名漫画が原作。
1989年にTBSで放送されました。監督は藤子不二雄(A)作品を多く担当するクニトシロウ。
声の出演は、大平透ほか。
こちらはホラーというよりもブラックユーモアが強い作品となっています。
謎のセールスマンが現れその人の悩みを叶えてくれますが、忠告を聞かなかったりした場合には代償を払わせます。
藤子作品で青年漫画連載という珍しい作品で、あまりメジャーな作品ではありませんでした。
しかし1989年にアニメがはじまったためゲームや実写といったメディア展開も行われました。
暗い雰囲気をまとっていますがだからこそ人の深い部分を捕えています。
人は負の部分であったり人に見せたくないものなどが必ずあります。
そんな誰しも隠したいものを視聴者にこれでもかと見せていくのが特徴です。
セールスマンの喪黒と客の関わりはかなり変わったものであり、あえて客を破滅させたりすることもあります。
人に迷惑をかけずに好きなように生きるのは難しい、そんなことを考えさせる作品を見たい方におすすめです。
8位 地獄先生ぬ~べ~

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地獄先生ぬ~べ~は『週刊少年ジャンプ』で1993年から連載された原作:真倉翔・作画:岡野剛の大人気漫画が原作です。
鬼の手を持つ教師のぬ~べ~が、生徒を守るために悪霊や妖怪たちを退治していく物語です。
監督は「ONE PIECE」などを手掛ける志水淳児。1996年からテレビ朝日系で放送されました。
声の出演は、置鮎龍太郎、藤田淑子、笠原留美、冨永みーな。
童守小学校に赴任してきた5年3組の担任・ぬ~べ~こと鵺野鳴介は、普段はドジで間抜けなところもあるが、生徒から親しまれていた。
しかし、ぬ~べ~は悪霊や妖怪から命がけで児童を守る霊能力教師だったのです。
悪霊や妖怪などに触れて浄化する「鬼の力」を左手に封じたぬ~べ~の戦いを描きます。
少年漫画の王道と言われる友情、努力、勝利以外にも小学生が興味を持つような都市伝説や怪談のホラー要素を多く詰め込んでいて、バリエーション豊かな出来になっています。
小学生だけの視点ではなく、大人の事情であったりストーリー性が強いため幅広い年齢層に支持を受けました。
ぬ~べ~は必殺技を持っていますが毎回使うわけではなく、日常的にあるものを使ったりすることもこの作品の特徴です。
主人公だけが強いわけではなく、先生であるぬ~べ~を慕っている生徒も一緒に戦ってぬ~べ~を助ける事もあります。
先生と生徒の心あたたまるエピソードも多数あるため、感動もあるホラーが見たい方におすすめです。
7位 ゾンビランドサガ

MAPPA、エイベックス・ピクチャーズ、Cygames共同企画のアニメです。
監督は境 宗久。2018年からAT-Xほかで放映されました。
声の出演は、宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海。
女子高生の源さくらは、アイドルオーディションに応募しようと自宅から出た途端、軽トラックにはねられてしまう。
夢をかなえる前に死んでしまった源さくらは、ゾンビとして目覚める。
そこに現れた青年・巽幸太郎から、佐賀県のご当地アイドル企画「ゾンビランドサガプロジェクト」のために、自分がゾンビとして甦らされたことを知らされる。
さくらと同様にゾンビとして蘇った二階堂サキ、水野愛、紺野純子、ゆうぎり、星川リリィ、山田たえの7人で、アイドルグループ「フランシュシュ」を結成し活動を開始する。
ホラーというジャンルですが、怖いゾンビは登場しないので気軽に見ることができます。
アイドル×ゾンビという今までない斬新なコメディアニメで、どっぷりハマってしまったという方も!
メンバーたちで切磋琢磨し、アイドルとして成長していくサクセスストーリーです。
終盤には各キャラクターに焦点を当てて過去を掘り下げていき、うるっとさせられる展開も見どころです。
6位 妄想代理人
『カードキャプターさくら』『DEATH NOTE』『ちはやふる』などのマッドハウス制作。
監督は「パプリカ」の今敏。2004年からWOWOWで放送されました。
声の出演は、能登麻美子、桃井はるこ、阪口大助、飯塚昭三、関俊彦。
現代を舞台とした作品で人の心の闇をテーマにした作品です。
不可思議な魅力をもつ作品を作る事にかけてはトップクラスと言われる今敏が監督を務めています。
都市伝説のような通り魔事件が起こり人々は恐怖する。
妖怪や幽霊といった心理的な怖さではなく人間の持つ心理的怖さを題材にしているホラーテイストな仕上がりになっています。
“少年バット”と呼ばれる通り魔は人々から恐れられ、多くの被害者を出しました。
さらに目撃者も多数いるのに全く捕まることもありません。
しかし、この事件を追っている刑事は被害者たちが持つある共通点にたどり着くことによって真相へと近づいていきます。
ホラーと1口に言ってもやはり様々なジャンルがあります。
特にこの作品はオープニングが独特で、ミステリーホラーという言葉がぴったりな不思議な雰囲気を持っています。
メッセージ性の強い作品であり巧みなミスリード等もあるので、じっくりと考えながら事件を説いていくホラーを見たいという方におすすめです。
5位 寄生獣 セイノ格率

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『モーニングオープン増刊』で1988年から全3話の中編作品として連載された後、『月刊アフタヌーン』で1990年から第4話以降が連載された、岩明均による漫画が原作です。
監督は清水健一。2014年より日本テレビほかで放送されました。
声の出演は、島﨑信長、平野綾、相沢まさき、笹井千恵子、花澤香菜。
ある日空から謎の物体が飛来し、その中から正体不明の生物が出てきます。
そしてその生物は人間の体に寄生し、外見はそのままにその人物の全身を支配します。
一見すると普通の人間に見えますが、食べるものは人間であり、その性質は残虐で高い知能を備えています。
寄生している部分は様々な形に変形することが可能で、鉄だろうが何だろうが簡単に切り裂くことも出来ます。
この物語はその謎の生物・ミギーに右手を乗っ取られた主人公、泉新一を主軸にして始まります。
自分に寄生した生物との不思議な共同生活、頭部を乗っとられた寄生生物との戦い、そして起こるミンチ殺人事件。
サスペンスホラーというジャンルでありながら、キャッチコピーは「人はどこから来てどこへ行くのか」という哲学じみたものになっています。
アニメ版では演出に力が入っていて後半では原作好きにもおすすめ出来るものになっています。
人の成長、人とは何かを考えながらホラーを楽しみたい方におすすめです。
4位 東京喰種トーキョーグールシリーズ

2011年から『週刊ヤングジャンプ』に連載された石田スイのデビュー作をアニメ化したものです。
アニメ化の後、舞台化、実写映画化もされるほど人気の作品です。
監督は第1期、第2期は森田修平、第3期、最終章は渡部穏寛。2014年よりTOKYO MXにて放送されました。
声の出演は、花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守。
人間社会には人間だけではなく別の生物も存在します。
それは正体不明と言われ人間を食べる喰種と呼ばれる生き物でした。
主人公の金木研はある時1人の女性と出会い、行動を共にします。
その女性は神代利世といい魅力的で金木は惹かれていましたが、正体は喰種でした。
利世に襲われ瀕死の重傷を負い死ぬ間際の金木でしたが、鉄骨が落下し利世は死亡。
捕食されずにすみました。しかし金木も意識不明の重体であったため利世の臓器を移植されなんとか一命を取り留めます。
すると金木は利世の臓器の影響で半分喰種になってしまい、そこから話は始まります。
平凡だった少年が喰種という超常現象に巻き込まれ、自分も怪物になっていく葛藤を追いかける物語です。
雰囲気はそこまで暗い感じではないため、純粋なホラーというよりはややグロよりの世界観になっています。
人と喰種の間で生きる金木は最終的にどっちの味方になるのか、ホラーだけでなく人と人以外の成長を見てみたいという方におすすめです。
3位 物語シリーズ

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『化物語』をはじめとする西尾維新による青春怪異小説シリーズをアニメ化した作品です。
『化物語』『偽物語』『猫物語(黒)』「セカンドシーズン」『憑物語』『終物語』『暦物語』はテレビ放送、インターネット配信され、『傷物語』『続・終物語』は劇場アニメとして公開されました。
怪異と呼ばれる現象を語り手である阿良々木暦をメインに物語は進みます。
怪異と出会い、運命を狂わされた少女達と阿良々木暦との出会いを描いた不思議な物語です。
元々は小説であり、サブタイトルが内容に深く関わってきます。
メインキャラクターの少女と怪異を組み合わせたタイトルになっていて誰がメインでどんな怪異なのか考えさせられます。
独特なセリフ回しやコメディ要素の強い展開、映像の動きやキャラクターの心理描写等に強くこだわりを感じさせます。
怪異は実際にある伝承だけでなく作者である西尾維新の創作が多くあります。
通常のホラーものとは違い、戦闘シーンは限りなく少なく怪異が起きた現象を取り除いていくのが主流となっています。
基本的な流れは阿良々木暦と少女達の漫才のようなやり取りが多くなっていて、怪異にまつわる話が伏線としてかなりちりばめられています。
じっくりと見ていると何か別のものも見えてくるような独特な世界観は『物語シリーズ』ならではといったところでしょう。
戦闘ものじゃないホラー作品をじっくり見たい人におすすめです。
2位 新世界より
2008年に出版された貴志祐介による小説が原作です。
アニメは2012年よりテレビ朝日ほかで放送されました。監督は「ホリミヤ」などの石浜真史。
声の出演は、種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣。
日本は超能力者が存在する世界になっていた。
超能力者だけで生活している世界の中で平和に暮らしていた少年少女達。
渡辺早季は注連縄の外の世界を見てみたいと思い同級生と外に出る決心します。
すると外の世界で何が起きたかを知ってしまい現在までの歴史を垣間見ることになります。
禁忌とされているその知識を得た事で平和な世界は少しずつ変わっていきます。
おぞましい世界観をふんわりと包み込んだ平和は、外から見ると異様に映ります。
人がいなくなってもそれが普通であるように振る舞う姿はとても奇妙であり不安感を与えます。
独特な世界観で繰り広げられる少女達の不安。
そして村の謎が深まっていき、外の世界にいるバケネズミと呼ばれる生き物の正体。
少年少女達の希望や葛藤を描き、村の伝承と超能力を組み合わせた作品です。
暗い雰囲気に超能力作品を合わせたものが見たいという方におすすめです。
1位 ひぐらしのなく頃にシリーズ

同人サークル『07th Expansion』によるコンピュータゲーム作品が原作のアニメです。
2006年より関西テレビほかで放送されました。監督は「極主夫道」の今千秋。
声の出演は、保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり。
ストーリーは複雑怪奇であり、正答率1%と言われるほどの推理要素もあります。
人が減りつつある田舎を舞台に繰り広げられるミステリー作品。
村で起こる怪死事件や失踪事件、読者に向けて謎を問いかけていく構成は見事という他ありません。
連続小説のような作りであるため、謎にまつわる話をする部分と解決する部分で別れています。
事件を解き明かすように語られる内容は不気味で理不尽。
惨劇が起こらない様にするためには1人1人がどうすればいいのかをしっかり考えなくてはなりません。
雛見沢症候群と呼ばれる症状により語り手が騙り手となっているため、事件には不可解な部分が多く出てきます。
しかし真相がわかって来るにつれて、不可解な部分も解消されていきます。
繰り返される事件はどんな結末を迎えるかはぜひ見て確認して欲しい作品です。
理不尽な推理や慣習によって引き起こされる惨劇が好きな人におすすめです。
まとめ
ここまでホラーアニメを紹介してきました。
作品紹介だけでもヒヤッとしたのではないでしょうか。
子どもも楽しめるものから、大人でも怖いものなどたくさんのホラーアニメがあります。
1話5分の作品や、シリーズで楽しめるものまでさまざまなので、見る時間や怖さのレベルに合わせて気になる作品をチェックしてみてください。
本作品の配信情報は2022年9月21日時点のものです。
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。