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「本当は怖い童話」という言葉、これはつまり私たちが知っている物語の内容と原作は違うことを表しています。数々の「誤解」を与える原因になったのは、紛れもなくディズニーの名作たち。

時には原作を超えるほどに世界中の人々を魅了し、100年近くも良質なエンターテイメントを届け続けてくれるトップクリエイター集団、ウォルト・ディズニーカンパニー。歴代のアニメーションを紐解きながら、同社の魅力に迫ってみます。



ディズニー・アニメーションといえば「わかりやすく多くの人々に愛される普遍的な名作」を届けてくれることでおなじみ。

しかし、このコンセプトとは裏腹に常に挑戦との闘いであり、映像技術表現の変化の波に呑まれそうになったこと、経営危機に陥ったこともありました。「白雪姫」から始まった名作たちをご紹介しましょう。

『シュガー・ラッシュオンライン』(57作品目)


2012年に制作された「シュガーラッシュ」の続編となる作品です。2018年公開。前作と同じくリッチ・ムーア×フィル・ジョンストンが共同で監督を務めています。

ヒーローになりたいアーケードゲームの悪役の主人公・ラルフと、同じことの繰り返しに飽きてしまったレースゲームの主人公・ヴァネロペの活躍とネットーワーク世界での冒険を描いた物語。

「トイ・ストーリー」シリーズのキャラクターや白雪姫など、ディズニーおなじみのキャラたちとの共演も見どころです。

『モアナと伝説の海』(56作品目)


2016年(日本では2017年)に公開された作品です。「アラジン」「ヘラクレス」などの名作に携わったロン・クレメンツ×ジョン・マスカーのディズニー復帰作。

閉ざされた島で育ち、行ったことのない海の向こうに憧れる少女・モアナとはるか昔に女神の心を盗み、幽閉された半神マウイの海を越えた大冒険を描いた物語です。

ディズニー歴代の名ヒロインたちと好対照を織りなすモアナのたくましさと美しい歌声に注目です。

『ズートピア』(55作品目)


2016年公開作品。「シュガーラッシュ」シリーズを制作し、エミー賞受賞監督としてもおなじみのリッチ・ムーアが共同監督を務めています。

動物自身によって作られ、草食・肉食動物が共存する都市「ズートピア」を舞台に、ウサギの新人警官ジュディとやさぐれた詐欺師のキツネ・ニックの起こす騒動と触れ合いを描いた物語。

コミカル描写を多用しつつも、動物たちの暮らしを通して大都市が抱える「人間」の問題を鋭く切り取った大人も楽しめる一本。

「ベイマックス」(54作品目)


アメリカを代表する出版社、マーベル・コミックの「ビッグ・ヒーロー・シックス」を元に映画化し、アカデミー賞を受賞した作品です。2014年に公開。監督は「くまのプーさん」などのドン・ホールが務めています。

天才的な頭脳を持つ主人公の少年、ヒロと兄のタダシが作ったロボット・ベイマックスが兄の死の謎を追う冒険と絆を描いた物語。

時折ベイマックスが見せる兄の面影に慰められ、励まされるヒロとの兄弟愛が胸に刺さる一本。マーベルの中では「忘れ去られた作品」である本作の大ヒットは感慨深いところです。

『アナと雪の女王』(53作品目)


2013年に公開され、日本で社会現象にまでなったことも記憶に新しいディズニー映画です。共同監督を務めるのは「ターザン」や「サーフズ・アップ」にも関わったクリス・バック。

自分でも制御できないほどの魔法の力を持つ姉・エルサと、彼女を助けようと冒険の旅に出る妹・アナの絆を描いた物語。

アンデルセン童話を元に制作されたディズニー映画初のダブルヒロイン方式をとった作品です。離れ離れにならざるを得なかった姉妹の強い絆に心を奪われる一本。美しいビジュアルも見どころです。2019年冬には続編も公開予定です。

『シュガー・ラッシュ』(52作品目)


「ザ・シンプソンズ」シリーズや「ズートピア」などを手がけたリッチ・ムーア監督が贈るファンタジー。2012年に制作され、アカデミー賞にノミネートされました。

アクションゲームの悪役を30年以上も務め続け疲れてしまった主人公ラルフが、レースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界に行き仲間はずれにされていた少女ヴァネロペのために奮闘する物語。

ファンタジックな世界観の中に「働くことの大切さ」というリアルなメッセージを織り込んだハートフルな一本。有名ゲームの悪役が次々に登場、不満を言い合うシーンも見どころです。

『くまのプーさん』(51作品目)


ディズニーを代表する「世界一愛されているクマ」、プーさん。A・A・ミルンの5つのエピソードを元に2011年に公開された作品です。

大好物のはちみつがなくなってしまい、探す旅に出かけたプーがイーヨーのしっぽ探しやクリストファー・ロビンの誘拐事件などに巻き込まれて奮闘するさまを描いた物語。

1人残らずキャラが立ちまっくている上にどこか抜けているプーさんとその仲間たちの濃いやりとりを楽しめる映画です。いかにもなアメコミが安定感バツグン。

『塔の上のラプンツェル』(50作品目)


グリム童話「ラプンツェル」を元に2010年に公開された映画化された作品です。「ズートピア」でリッチ・ムーアとコンビを組んだバイロン・ハワードが共同監督を務め非常に高い評価を得る映画としてもおなじみ。

生まれてからずっと高い塔の上で暮らし、外界を知らない「髪長姫」ラプンツェルと、塔に侵入した大泥棒フリンの冒険を描くロマンスファンタジー。

閉ざされた世界からの脱出という普遍的なテーマを、ディズニー得意のコミカルかつ美しいロマンスを交えて描き上げた名作。

『プリンセスと魔法のキス』(49作品目)

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※この作品は現在配信終了しております。

グリム童話の「かえるの王さま」やE.D.ベイカーの小説「カエルになったお姫様」を元に2009年(日本は2010年)に映画化された作品です。「アラジン」などでおなじみジョン・マスカー×ロン・クレメンツが制作を担当。

魔法使いの呪いによってカエルに姿を変えられた王子と彼にプリンセスに間違われたティアナ。ひょんなことから姿が入れ替わってしまった二人が元に戻ろうと奮闘するさまを描いたロマンスファンタジーです。

最初は喧嘩ばかりだった二人が人種や種族の壁を越えて真実の愛を見つけ出すまでを描いた一本。恋人とぜひ。

『ボルト』(48作品目)


ピクサーと提携(傘下に収めた)後初めて一から制作された「新生ディズニー」のスタートともいえる作品です。「 塔の上のラプンツェル」のバイロン・ハワードが監督を務め、アカデミー賞にもノミネートされた映画。

テレビショーで活躍するうちにすっかりスーパーヒーローの力が備わっていると勘違いした犬のボルトの成長と、共演者の少女ペニーとのふれあいを描いた物語。

外の世界を通じて自分が普通の犬と知ったボルトが「本当のヒーロー」になるまでを描いたハートフルな一本。ジョン・トラボルタ、マイリー・サイラスといったハリウッドスターの演技も見どころです。

『ルイスと未来泥棒』(47作品目)


絵本作家、ウィリアム・ジョイスの「ロビンソン一家のゆかいな一日」を元に2007年に映画化された本作。大幅な制作見直しのため公開が1年近くずれたことでも有名な作品。

幼い頃母に置き去りにされ、孤児院で育った天才発明家の少年ルイスと、未来から来たという少年ウィルバーの絆と家族を探す冒険を描いたSFファンタジーです。

ディズニーにしては珍しく良い意味で「冒険している」映画です。破綻スレスレの奔放な展開から感動的に締めくくる手法は見事。監督自ら声優を担当するほどの熱が入った作品。

『チキン・リトル』(46作品目)


ピクサーの手を借りずに制作されたディズニー単独の最後となる作品です。2005年に公開されました。

自分が見たことを信じてもらえず嘘つき呼ばわりされた小さなニワトリの主人公リトルの、信頼を取り戻すための奮闘を描いた物語。

人間関係が抱える問題を擬人化することで追求したゆえに「ディズニーらしくない」と賛否がある作品です。しかし、自分を信じることで困難を越えようとするリトルの健気な姿に感情移入間違いナシ。

『ホーム・オン・ザ・レンジにぎやか農場を救え』(45作品目)


「原点回帰」をテーマに2004年に公開された作品。知名度が低いのは日本では劇場公開されていないためです。

アメリカ西部の未開の大地を舞台に、農場で暮らす動物たちがならず者たちの手から優しい家族を守るため、団結して立ち向かう姿を描いた物語。

アメリカの時代劇ともいえる西部劇を動物たちに置き換え、ポップなディティールで軽快に描かれた一本です。手書きによるぬくもり溢れるアニメーションは殺伐とした空気を一切感じさせません。「リトルマーメイド」などを手がけたアラン・メンケンの美しい音楽も必聴。隠れた名作です。

『ブラザー・ベア』(44作品目)


2003年(日本では2004年)に公開された本作。フィル・コリンズ、ティナ・ターナーといった歴史的なアーティストたちが音楽や歌を手がけ、アカデミー賞にもノミネートされました。

子供扱いされることを嫌う主人公のイヌイット・キナイが、兄の仇を討ったところクマに姿を変えられてしまい、母を探す子熊のコーダとの旅を描いたファンタジー。

日本のアニメーション作品でも取り上げられる「自然と人との共存」をキナイとコーダの絆を交えながら匠に描いた映画です。大人の方にこそ見てほしいところ。

『トレジャー・プラネット』(43作品目)


1800年代後半に活躍した小説家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの名作「宝島」を元に、舞台設定を宇宙に変更して制作された作品です。2002年公開。

幼い頃に父が宇宙へと旅立ち、寂しさから母を困らせてばかりいる少年ジムが、1人の男を助けたことによって始まる大宇宙への冒険を旅を鮮やかに描いたSFファンタジー/アドベンチャーです。

父の跡をなぞるように宇宙に旅立ったジムの成長していく姿に胸が熱くなる名作。原作の持ち味を変えずに舞台を大胆に変更した壮大なアニメーションも見どころです。

『リロ・アンド・スティッチ』(42作品目)


凄まじいキャラクター人気を誇り、数々のグッズやスピンオフも作られた作品です。「ムーラン」で脚本を務めたクリス・サンダースが監督を手がけ2002年に公開されました。

心優しく偏見がないがゆえに、ちょっと変わった子扱いされていた少女・リロと、悪の科学者によって作られた超生物(エイリアン)スティッチの巻き起こす騒動と心の交流を描いたファンタジー。

破壊本能しか持たなかったスティッチがリロと出会ったことで変化が現れて…。ワルかわいい彼とリロの不器用な愛情が微笑ましいハートフルな一本。

『アトランティス失われた帝国』(41作品目)


未だ熱烈な議論の中心であり、古代文明のロマンの象徴ともいえる「アトランティス大陸」にまつわる謎を大胆に解釈し、2001年に公開された作品です。

高度な文明を持ちながら神の怒りに触れ、わずか一夜にして海底深くへと沈んだアトランティスに夢をかける学者・マイロの冒険の旅を描くファンタジー。

トンデモ設定を鮮やかなファンタジーに落とし込んだディズニーらしい映画です。ちょっとドジだけどロマンチストでやる時はやるマイロのキャラクターも○。

『ラマになった王様』(40作品目)


東京ディズニーシー開設記念作として2001年に公開され話題を呼んだ映画です。ミュージカル調ではなくセリフベースで展開する構成も特徴的。

ジャングルの奥深くにある国の王様はイジワルでわがままな国中の嫌われ者。そんな王様、クスコが魔法使いにラマに変えられて国を追い出されてしまい、元に戻る方法を探す冒険を描いたファンタジーコメディ。

クスコをはじめとしたキャラクターのコミカルな掛け合いが最大の魅力。どこか憎めない悪役たちの共演に笑い、農夫の優しさが心にしみる、そんな作品です。

『ダイナソー』(39作品目)


この作品を撮るために専門部署を立ち上げ、学者たちを多数アドバイザーとして雇うなどディズニーの本気が分かる映画です。2000年公開作品。

時は6500万年前の白亜紀の末期。キツネザルに育てられたイグアノドンのアラダーが、巨大隕石の衝突によって環境が激変した大地から楽園を求めて仲間たちとともに冒険する姿を描いた物語。

当時の最先端技術を惜しげもなく投入した映像美は今見ても色褪せない魅力に溢れています。壮大な世界にマッチした音楽もぜひ聴いてほしいところ。

『ファンタジア2000』(38作品目)


1940年に制作され、以降の音響技術に多大な影響を与えた歴史的な名作をリメイクした映画です。ベートーヴェンの交響曲第五番をはじめとしたクラシックの名曲たちをシカゴ交響楽団が奏で、それに合わせてミッキーやドナルドたちおなじみのキャラクターが8本の短編を演じるオムニバス映画です。

音楽と映像それぞれが作用し高め合う75分間の幻想的体験。セリフがないので幼い子にもおすすめ。映画の素晴らしさを再認識させられる一本です。

『ターザン』(37作品目)


エドガー・ライス・バローズの不朽の名作小説を元に1999年に公開された映画です。名前を聞いた人はおそらくいないほどに有名なターザン。

生まれて間もなくジャングルに取り残され、動物たちによって育てられたターザンが密猟者たちから森と仲間を守るため闘う姿と、生まれてはじめて会った人間の女性・ジェーンとのロマンスを描いたアドベンチャーです。

躍動感と温かみのあるアニメーションが見ているだけで気持ち良い作品。種族を越えた愛というシンプルなテーマの中にも行き過ぎた人間への警鐘的な意味合いが含まれるなど感慨深い一本です、例によって音楽が素晴らしすぎる名作。

『ムーラン』(36作品目)


中国の伝承記「花木蘭」をベースに1998年に制作された本作。古代中国、中原(当時の中国な中心的な地域)に侵攻してきた騎馬民族と、女性ながら男装して剣を振るうムーランの闘いとロマンスを描く物語です。

ファンタジックかつオリエンタルな雰囲気を持つ圧倒的なビジュアルにいきなり心を奪われる映画です。クリスティーナ・アギレラが主題歌を担当、コメディ俳優のスターエディ・マーフィがちょい役として出演しているのも見逃せないところ。

『ヘラクレス』(35作品目)


ギリシャ神話最大の英雄・ヘラクレスをモデルに、第2次ディズニー黄金期を彩ったジョン・マスカー×ロン・クレメンツのコンビがオリジナルともいえる大胆なアレンジを込めて作った映画です。1997年公開。

ギリシャの主神ゼウスの子として祝福の中生まれたヘラクレス。ハデスの陰謀によって人間界に落とされた彼の成長と試練に立ち向かう姿を描いた物語です。

ヒーロー譚の王道的展開を楽しめるヘラクレスの活躍が痛快な一本。重厚な神話をキャッチーに仕上げたセンスはさすが。悪役たちもどこか憎まないキャラクターで爽やかな感動を味わえる映画です。

『ノートルダムの鐘』(34作品目)


ヴィクトル・ユーゴーの名作小説「ノートルダム・ド・パリ」を元に1996年に公開された作品です。ディズニー作品ながら暗く重い展開が目立つことが特徴。

舞台は15世紀のパリ。異民族狩りを行う判事のフロローに母を殺され、外に出ることなく育てられたカジモド。大聖堂の鐘つきとして暮らす彼が愛する女性エスメラルダを命をかけて救おうとする姿を描いたロマンスファンタジーです。

「ディズニー・ルネサンス」と呼ばれる1990年代の名作の中でも屈指の映像表現が楽しめる一本です。暗くはありますが悲劇ではないのでぜひ見てほしいところ。

『ポカホンタス』(33作品目)


1500年代末期から1600年代初頭にかけて実在したネイティブ・アメリカン「ポカホンタス」の逸話や伝承を元に1994年に公開されたディズニー映画です。

時は大航海時代、植民地を求めて新大陸にやってきたイギリス人のジョン・ラトクリフと先住民族であるポカホンタスの人種を越えた愛を描いたラブ・ロマンス。

ひとことでとても切ない映画です。文化や言葉の違いを越えて惹かれ合う二人を情感豊かに描く映像表現が秀逸。歴史を考えてみてもとても感慨深い作品。

『ライオン・キング』(32作品目)


長いディズニー映画の歴史の中でも1、2を争うほどの興行収入を上げた作品です。2019年にはフルCGによるリメイク作品も公開。オリジナルは1994年に公開されました。

サバンナを統治する王の息子として生まれたライオンのシンパは、父・ムファサの弟スカーの謀略にかかり追放、そこで出会ったはぐれものたちと共に国を救おうと奮闘する姿を描いた物語です。

これぞディズニー!な名作。大自然の壮大な描写に乗せて、幼く弱い子供がたくましく育つ成長を描いた一本です。エルトン・ジョンの歌う主題歌「愛を感じて」も超名曲。

『アラジン』(31作品目)


イスラム世界に端を発し、世界中で親しまれる「千夜一夜物語」の1篇である「アラジンと魔法のランプ」を下敷きに1992年に制作された作品です。

貧しくも勇敢で誠実な青年・アラジンが、王女ジャスミンと出会い彼女の愛を得るためにランプの精霊のジーニーとともに繰り広げる冒険を描いたファンタジーアドベンチャー。

滑らかな手触りのアニメーション、「ホール・ニュー・ワールド」をはじめとした作品を彩る名曲たち、明確で分かりやすいストーリ展開と100点満点の傑作です。ロビン・ウイリアムズ演じるジーニーのキャラがすごい。

『美女と野獣』(30作品目)


数々のディズニー映画の中でも最高傑作と呼び声も高い作品です。フランスの民謡伝承を元に1991年に公開、アニメーション映画として史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされ、作曲賞・歌曲賞を受賞しています。

魔女の呪いで恐ろしい獣の姿に変えられたわがままな王子アダムが、心優しく美しい娘・ベルと出会い真実の愛に目覚めていく姿を描いたロマンスファンタジー。

重厚な世界観と重々しい空気、さらに澄み渡るような自然と鮮やかなロマンス、暗がりで燃えるろうそくのような優しい手触りが印象的。文句なしの名作です。

『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』(29作品目)


1990年代のディズニー映画の輝かしい歴史の中では隠れた名作ともいえる作品です。児童文学作家マージェリー・シャープの小説を元にした「ビアンカの大冒険」の正統的な続編で、1990年に公開されました。

密猟者に捕らわれてしまったゴールデン・イーグルのマラフーテと人間の少年コーディを救うために救助部隊として派遣されたネズミ、ビアンカとバーナードの活躍を描いたアドベンチャー。

CGを絡めた動物たちの精密かつ暖かなアニメーションが最大の見どころです。生命感溢れる表現手法は大人の方にもおすすめ。

『リトル・マーメイド』(28作品目)


暗黒時代と呼ばれた1980年代に終止符を打ち、ディズニー第二次黄金期の幕開けを告げた作品です。1989年に公開され、主題歌「アンダー・ザ・シー」がアカデミー賞を獲ったことでもおなじみ。

アンデルセンの童話「人魚姫」を元に、海の王トリトンの娘である人魚アリエルと、好奇心に溢れた人間の王子エリックの織りなす愛の物語。

稀代の作曲家、アラン・メンケンの名前を世界に知らしめた作品です。ロマンチックな映像表現を引き立てる荘厳かつ優しい名曲の数々。ミュージカルの魅力を理解しやすい名作。

『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』(27作品目)


イギリスの小説家、チャールズ・ディケンズの「オリバー・ツイスト」を元に大胆なアレンジを加えて映画化した作品です。1988年に公開。

マンハッタンの喧騒の中、無料で売られていたにも関わらず買い手のつかなかった子猫のオリバーが、ひょんなところから拾われた富豪の娘ジェニーを救出するために悪友たちと奮闘する姿を描いた物語。

いかにもダウンタウンミュージカルといった趣きの洒落た空気感が心地よい作品です。落ちこぼれたちが正義を行うというのはどことなく西部劇のテイストも。ディズニーらしくないといえばそれまでですが、完成度は高い。そんな作品です。

『オリビアちゃんの大冒険』(26作品目)


かねてから時代の潮流であったCGとディズニーが初めて向き合うことになった作品です。絵本作家イブ・タイタスの「ねずみの国のシャーロック・ホームズ」を下敷きにオリジナルストーリーを加え、1986年に公開されました。

ねずみの名探偵、バジルとその相棒のドーソンが、イギリス支配を企む悪党ラティガンにさらわれた科学者とその娘を助けるため、陰謀に立ち向かう物語。

テンポの良いドタバタ劇は見やすく好印象、アニメーションもまずまず、ただ題材を詰め込みすみぎてとっちらかってしまった印象のある一本です。

『コルドロン』(25作品目)

児童向けのファンタジー作家、ロイド・アリグザンダー原作の「ブリデイン物語」シリーズを元に1985年に公開された作品です。

騎士を目指す豚飼いの少年ターランが、悪の魔王ホーンド・キングに奪われた未来を見通せるブタのヘン・ウェンを取り戻し、世界を救うための冒険を描いたファンタジー。

ディズニー低迷期の苦難が見て取れる作品です。ファンタジーが原作だけに世界観は派手、しかしディズニー特有の華やかさがない。そんな印象。ただし物語自体は破綻しておらず、音楽も秀逸。玄人向けともいえるでしょう。

『きつねと猟犬』(24作品目)


アメリカの作家ダニエル・P・マニックスの同名の作品を原作に1981年に公開された映画です。制作途中、ディズニー映画の屋台骨を支え続けたドン・ブルースが独立して抜けてしまったというエピソードを持つ作品です。

母親を猟師に撃たれ、人間に育てられたキツネのトッド。一方猟犬になるために育てられている子犬のコッパー。親友でありながらいずれは敵同士にならなければならない2人の絆を描いた物語。

シックな描写が多く、単純な勧善懲悪ではないなど大人の味わいをも併せ持った映画です。変わっていく状況と変わらない絆に胸を打たれる一本。

『ビアンカの大冒険』(23作品目)


長きに渡りディズニー映画の第一次黄金期を支えてきた「ナイン・オールドメン」の1人ウォルフガング・ライザーマンの引退作となった作品です。1977年公開。

国際救助教会に所属するネズミのビアンカとその相棒バーナードが海賊の宝を手に入れるためにさらわれた少女ペニーを助けるために奮闘する姿を描くアドベンチャー。

正統派で勇敢なヒロインのビアンカ。しかし、助けられるのを待っているだけでは何も変わらないということを雄弁に教えてくれる軽快な冒険活劇です。

『くまのプーさん 完全保存版』(22作品目)


1967年から1974年にかけて制作された「くまのプーさん」の3つの短編を合わせ、シーンを追加した初の長編となる作品です。

はちみつ大好きでのんびり屋のプーと、ティガーやイーヨ、オウルといったおなじみの仲間たちが繰り広げる日常を描いた物語。

現実世界に疲れた時に心が休まる作品ナンバーワンの映画です。100エーカーの森では時間がゆっくり流れているかのよう。ぜひ癒やされてください。

『ロビン・フッド』(21作品目)


反体制的な義賊の象徴、弓の名手として語り継がれてきたロビン・フッド。
数々の伝承を元にアレンジを加え、1973年に公開された作品です。

兄が不在なのを良いことに暴政を敷くライオンの王プリンス・ジョン。
指名手配中にもかかわらず気ままに生きるキツネのロビン・フッドが、苦しむ国民たちのために仲間たちと協力して立ち向かう姿を描いたファンタジー。

何よりロビン・フッドが最高に魅力的。スマートで洒脱、自由だけど誠実。仲間たちとキャラクターも丁寧に描かれ、安定して楽しめる痛快な作品です。

『おしゃれキャット』(20作品目)


元々はTVシリーズ向けに作ったプロットの出来があまりに良かったため、1970年に長編アニメーションとして公開された作品です。

フランスの富豪である老婦人に飼われていた白く美しい猫ダッチェス。
遺産を狙う執事によって捨てられてしまったダッチェスと子猫たちが、野良猫のオマリーと共に住処を目指す姿を描いたファンタジー。

パリ郊外の風景を荒々しくも瑞々しく描くアニメーションの暖かなタッチ、愛くるしい猫たち、そしてそれらに華を添えるジャズの名曲。
完璧な調和のとれた一本。おすすめです。

『ジャングル・ブック』(19作品目)


偉大なるウォルト・ディズニー遺作とも呼べる作品です。ノーベル賞作家ラドヤード・キップリングの名作を元に映画化され、1967年に公開されました。

生まれて間もない頃に黒豹のバギーラに拾われ、オオカミたちとともに育った人間の少年モーグリ。人のもとに帰るのを嫌がって旅に出た彼の冒険と成長を描く物語。

動物たちが生き生きと描かれ、そこに人が抱えた問題を投影するというディズニーの王道を歩む作品。軽快なテンポと情感豊かな音楽で綴る大自然。名作です。

『王様の剣』(18作品目)


ブリタニアの英雄として広く知られ、伝承や創作なども多いアーサー王の幼き頃を描いた作品です。テレンス・ハンベリー・ホワイトの小説を元に制作され、1963年に公開されました。

引き抜けば王になれると言われているが誰にも抜けず、いわに突き刺さったままの聖剣。
城主エクターの下で働きながら暮らす少年ワート(のちのアーサー王)が魔法使いマーリンに見いだされ成長する姿を描いたファンタジー。

メルヘンとファンタジーが融合した壮大で美しく、また可愛らしい映像が記憶に残る名作です。戦争の無意味さをテーマに含み大人の視聴にも耐えられる一本。

『101匹わんちゃん』(17作品目)


イギリスの作家ドディー・スミスの原作を元に、1961年に制作された作品です。
本作からトレース(原画を元にセル画を起こす)を機械化したトレスマシンを全面的に導入。]
アニメーション界に革命を起こした映画でもあります。

売れない作曲家のロジャーに飼われていた呑気者のダルメシアン、ポンゴ。
一目惚れしたパーディタとの間に生まれた15人の子どもたちを誘拐され、犯人の隠れ家を突き止めるとさらに84匹の子犬たちが。計101人の大脱走劇の行方は果たして…?

『眠れる森の美女』(16作品目)


フランスの詩人、シャルル・ペローの同名童話を元に1959年に公開された作品です。
アニメーションに機械化の波が訪れる前の最後の作品。手作業にこだわり、ストーリーテリングの前に世界観を美術的に完成させる手法を取るなど、ディズニーの哲学ともいえる美意識が随所に見受けられる映画です。

8年間もの歳月を費やして作られた繊細で優美な映像表現は、今見ると新たな魅力が発見できるほど奥深いもの。特に線描のタッチの美しさは必見です。

『わんわん物語』(15作品目)


当時長編アニメーションとしてはディズニー初となった完全オリジナル作品です。
TVシリーズで経験を積んだジョー・グラントの原案を元に1955年に制作されました。

クリスマスにニューイングランドに住むディア夫妻の元へやってきた血統書付きアメリカン・コッカー・スパニエルのレディ。
一方町で自由を謳歌する野良犬のトランプ。ディア夫妻の留守中に偶然出会い、生まれも育ちも全く違う2匹は果たして結ばれるのか…?

『ピーター・パン』(14作品目)



ディズニーが誇るナイン・オールドメンたちが揃って参加した数少ない、そして最後となってしまった作品です。
イギリスの劇作家、童話作家として名高いジェームス・マシュー・バリーの戯曲を元に制作されるも戦争で中断、1953年にようやく公開されました。

子供のままでいられるネバーランドを舞台に繰り広げられるピーターとフックの闘い。
行き過ぎた差別描写やドロドロ(?)の愛憎劇など、今見るとなかなか興味深い作品です。
人物の動きは実際の人間を元に制作したもの。リアルな躍動感と滑らかな浮遊感は必見です。

『ふしぎの国のアリス』(13作品目)

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哲学者であり童話作家でもあるルイス・キャロルの世界的名作をディズニーが独自のアレンジを加え、1951年に公開された作品です。
神秘的かつ風刺的な作風で「教訓主義に風穴を開けた」と言われる原作を、教訓主義を得意とするディズニーが手がけたのが面白いところ。

実質的なストーリーテリングがない作品を映像化するのには苦労したものの、ハートの女王をはじめとするシュールで親しみ深いキャラクターたちを確立させた映像表現は見事。

『シンデレラ』(12作品目)


一作目の「白雪姫」の成功から10年あまり。戦争もあり経営危機にあったディズニーを救い、以降の黄金時代を作り上げたマイルストーン的名作「シンデレラ」。
ウォルト・ディズニー・スタジオが誇る職人であり、最高幹部の9人が揃って参加した記念すべき1作目です。

「1キャラクターにつき1人」という当時のアニメーションの常識を覆し、「1人ワンシーン」という革新的な手法で表現に挑戦し、これによってディズニーの真価ともいえるキャラクターたちの軽妙なやり取りが生まれることになりました。歴史的な名作。

『イカボードとトード氏』(11作品目)


戦争の影響による市場規模の縮小もあって第6作目「ラテン・アメリカの旅」から続いたオムニバス形式の最終作となる作品です。

ケネス・グレアムの児童文学の名作「たのしい川べ」、ゴシックホラー要素の強い伝説をまとめたワシントン・アーヴィングの「スリーピー・ホロウの伝説」を元に制作し、1949年に公開されました。

ディズニー特有の温かみはありつつも、ホラーとしての側面が強く打ち出された意欲作。
特に後半の首なし騎士が追いかけてくる描写は子供のみならず大人でも恐怖を感じること請け合い。
怖いけれど笑ってしまう、そんな奇妙な魅力がつまった一本です。

『メロディ・タイム』(10作品目)


「冬の出来事」「クマンバチ・ブギ」「リンゴ作りのジョニー」「小さな引き船」「丘の上の一本の木」「サンバは楽し」「青い月影」と7つの短編から構成されたオムニバス作品です。1948年に公開。

それぞれに毛色の違う作品を、ジャズやポップミュージックに乗せてゆったりと贈る一本。その手触りは動く絵本といった雰囲気。アート感漂う意欲作です。

『ファン・アンド・ファンシーフリー』(9作品目)


サーカス劇団に育てられた子熊のボンゴ。人間たちの冷たい仕打ちにサーカスを飛び出し森で出会い心を奪われたルルベルを救うため奮闘する姿を描いた「ボンゴ」。

世界的な知名度を持つイギリスの童話「ジャックと豆の木」をベースに、ミッキーやドナルド、グーフィーといったおなじみのメンバーが織り成すドタバタ劇を描いた「ミッキーと豆の木」。

この2つを収録したオムニバス作品です。1947年公開。

『メイク・マイン・ミュージック』(8作品目)


第10作目「メロディ・タイム」の姉妹作ともいえる作品です。
「ポップス版ファンタジア」と呼ばれ、「谷間の争い」や「青いさざなみ」「みんなでジャズを」「あなたなしでは」などの計10作のショート・ショートを収録したオムニバス作品。

物語性が強いもの、コンセプトアートの趣きが強いものなどありますがいずれも「まず音があり、それをアニメーションで表現する」という手法で作られた大人向けの一本。
チェコのアニメーションなどが好きな方にも合うはず。

『三人の騎士』(7作品目)


ドナルド・ホセ・パンチートの3人組が合計7つの短編を紹介しながらその世界に入り込んでいくという手法で描かれるオムニバス作品です。
1944年公開。「メロディ・タイム」に収録された「サンバは楽し」と直接的な繋がりのある物語。

メキシコやブラジルなどの南米大陸の伝承や歴史を交えながら、ドダルドたちのドタバタ劇を楽しめる構成になっています。鮮やかでビビットな色調を意識的に多用し、情熱的で華やかな雰囲気を演出。

アカデミー賞にノミネートされた楽曲たちも必聴です。

『ラテン・アメリカの旅』(6作品目)



「三人の騎士」「サンバは楽し」に続く3部作の第1作目となる作品です。
ディズニーのスタッフたちが自ら南米大陸に渡り、土地の生活習慣や文化を描いた実写パート、インスピレーションを元にドナルドたちが登場するエピソードへと昇華させたアニメーションパートを組み合わせて描かれることが特徴です。
1943年(ブラジルでは1942年、日本では1957年)公開作品。

経営に苦しむディズニーがコスト削減のために踏み切ったオムニバス路線の第1作目です。
とはいえ、ドキュメンタリーの要素を持ち合わせており、アニメーションと実写の融合をすでに実現するなど、のちの黄金期に繋がる革新的なアイデアと鮮やかな技巧はすでに熟成されつつあります。

『バンビ』(5作品目)


1942年公開と時系列的には第5作目にあたるものの、コンセプト自体はダンボより先に走っていた作品です。
オーストリアの作家フェーリクス・ザルテンの作品を原作とした映画。

森の王の息子でありながら甘えん坊の仔鹿バンビの成長を描く物語。
自然破壊に対する警鐘がダイレクトに表現された社会的なメッセージを持つ作品です。

興行的には今一つでオムニバス路線に転換せざるを得なくなった原因でもある本作ですが、スタジオ内に動物園を設置するなど並外れたこだわりを見せ、後の名作たちの精密な動物描写の原点ともなった意義深い一本。

『ダンボ』(4作品目)


「ライオンキング」「ズートピア」などの名作を生み出したディズニーの柱の1つである、動物を題材に描くアニメーションの原点ともいえる作品です。
1941年公開。世界初の「空飛ぶゾウ」が生まれた記念すべき一本。

耳が大きくてバカにされていたゾウのダンボが仲間の協力を得てサーカスの一員として奮闘する姿を描いた物語。
制作予算を削ったことで背景をシンプル化、キャラクターの造形に注力できたことで後の滑らかなアニメーションを表現する土台として成功した作品です。

『ファンタジア』(3作品目)


世界で最も偉大なミュージック・ビデオでもあり、世界で最も「音」を追求したアニメーションともいえる、いずれにしても映像と音楽の理想的関係を表現してみせた歴史的な名作です。

セリフはほとんどないにも関わらず、キャラクターのパーソナリティーまで透過させるような味わいの描写と、時には高らかに時にはささやくように物語を彩るオーケストラの情感豊かな演奏。
かつ気取ることなく軽やかに届けるデザインセンスが1940年にすでに完成していたことに驚きを隠せない作品。

『ピノキオ』(2作品目)



イタリアの作家カルロ・コッローディの世界的な童話に大幅なアレンジを加え、1940年に公開された作品です。
人形職人で心優しいゼペットが作った男の子の人形、ピノキオが「心」を知るまでの冒険の旅を描いたファンタジー。

社会風刺的でネガティブな側面も強かった原作をより分かりやすく見せるため、制作を中断してまでキャラクターの設定を変更、コオロギのジミニーを導き手として配置し、キノピオの性格も「悪い子」ではなく「無垢でわんぱくな子」のように変更し、ハートフルな冒険譚に仕立て上げています。

『白雪姫』(1作品目)


アニメーションといえば短編というのが当たり前だった時代、多くの人員とエネルギーをかけて制作され、全ての始まりになった作品です。グリム童話として名高い「白雪姫」を元に1937年に公開されました。

白雪姫の美しさを妬む女王から守るために奮闘する7人の小人たちの姿と、呪いによって永遠の眠りについてしまった白雪姫を助けようとする王子を描いた物語。

ウォルト・ディズニー以外の誰もが失敗を予想していたにもかかわらず、常識を覆し正に歴史の転換点となった本作。
オーバーテクノロジー的な異常なまでの描写とデッサン力によって感情豊かに躍動するキャラクターたちの魅力は圧巻。原点であり頂点でもある作品です。

ピクサーの人気映画作品一覧集


ディズニーと切っても切れない深い関係にあるピクサー。
ルーカスフィルムのCG制作部門だった技術者たちを自らのもとに引き入れ、ディズニーと橋渡しをした人こそかのスティーブ・ジョブズです。
2006年にディズニーの完全子会社化される以前にも、共同制作という形でピクサーの作品には全てディズニーが関わっています。

アニメーションにも近代化の波が訪れ、危機を迎えた2000年代前半のディズニーを支えたのがピクサーの名作たち。今日でもディズニーが存続できているのはピクサーの存在抜きには語れません。

そんなピクサーの人気作品をチェックしておきましょう。

『リメンバー・ミー』


ピクサーのほとんどの作品に関わり、「トイ・ストーリー3」の監督も務めたリー・アンクリッチによって手がけられ、2017年に公開された作品です。

音楽の才能を持ちながら演奏を禁じられた家に育った少年・ミゲルと、家族に会いたい骸骨のヘクターの現実世界と死者の国を越えた冒険を描いたファンタジー。

先祖信仰という宗教的なテーマに家族の絆を絡め、幻想的かつコミカルなタッチで展開されるストーリーに笑い、驚き、泣ける極上のエンターテイメントです。

『カーズ』シリーズ



ピクサー入社前からCGアニメーターとしてディズニーと関わり、ピクサーの象徴(だった)ともいえる巨匠、ジョン・ラセター監督が手がけたシリーズ作品です。
長編として「カーズ」のほかに「カーズ2」「カーズ/クロスロード」の計3作品が公開済み。

エリート意識が強かったマックイーンの成長を描いた1、彼の相棒メーターが悪の組織相手に活躍する2、ベテランとなったマックイーンの岐路を描いた3と作風は違うものの、擬人化された車たちが所狭しと駆け回る爽快な作品です。

『ファインディング・ニモ』シリーズ


「ウォーリー」でもおなじみアカデミー受賞監督アンドリュー・スタントンの手がけるシリーズ作品。
続編として2016年の「ファインディング・ドリー」があります。

過去の傷から息子のニモには過保護で自身もトラブルメーカーのマーリンの父親としての成長を描いた「 ファインディング・ニモ」、前作にも登場した天才だが物忘れの激しいドリーの冒険を秘密を描いた「ファインディング・ドリー」。

ポップな作風とは裏腹に常に大人の視点で描くストーリーテリングが最大の魅力です。

『モンスターズ・インク』シリーズ


「カールじいさんの空飛ぶ家」でも知られるピート・ドクターが監督を手がけたシリーズ作品です。
アンクリッチ、ラセター、スタントン、彼、そして「Mr.インクレディブル」を手がけたブラッド・バードの5人が正に「ピクサーの歴史そのもの」ともいえるでしょう。

「仕事」として子どもたちを怖がらせることに努力するモンスターたちをコミカルに描いた「モンスターズ・インク」、インクの前日譚を描いた「モンスターズ・ユニバーシティ」の2本の長編が公開済み。

ファンタジックな設定にビジネスマンの苦労を描いた風刺をピリリと効かせ、大人から子供まで夢中になれる理想的なシリーズです。

『トイ・ストーリー』シリーズ



ピクサーの代名詞でもあり、彼らの栄光の第一歩でもあるシリーズです。
アンディのおもちゃであるウッディとバズ、仲間たちの冒険と絆を描く1、仲間を助けるため連れ去られたウッディを救おうとするおもちゃたちの奮闘を描いた2、大人になったアンディとおもちゃたちとの関係を描いた3。

ピクサーの特徴ともいえる「子供の視線の先にしっかりと大人を捉えている」という作風が心にしみる名作シリーズです。

ディズニーの人気実写映画


ディズニーと言えばやはりアニメーション。
しかしその影(?)で数々の実写映画を制作、配給してきました。

私たちが描くディズニーのイメージは「極上の非現実的体験」。映像技術の向上により、かつてウォルト・ディズニーが頭の中に描いた物語は鮮やかな現実感を帯びて再現できる水準になりました。

ディズニー実写映画の名作たちもご紹介しておきましょう。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ

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※この作品は現在配信終了しております。



私たち日本人の視点から見てもこの作品と「ONE PIECE」がなければ海賊映画というジャンルは歴史に埋もれたままだったでしょう。
それほどの影響力と社会現象を巻き起こしたシリーズです。

一作目の「呪われた海賊たち」以降「デッドマンズ・チェスト」「ワールドエンド」の三部作、さらに「生命の泉」「最後の海賊」と計5作が公開済み。

ウォルト・ディズニー自身が最後に設計に関わったアトラクション「カリブの海賊」の世界観を元に制作されました。
何といってもジャック・スパロウを演じるジョニー・デップのエキセントリックな魅力が最大の見どころ。キャラクターで引っ張るディズニーの真骨頂が発揮されている名作です。

『アリス・イン・ワンダーランド』シリーズ

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※この作品は現在配信終了しております。



ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」の後日譚をオリジナルストーリーとしてアレンジを加えたシリーズです。
「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」などでおなじみティム・バートン×ジョニー・デップのコンビで贈るファンタジー。

1作目と続編「時間の旅」が公開済み。
ファンタジーでありながらホラー要素を加えたどこか奇妙な手触りが癖になるのがシリーズの特徴。
CGを交えて描かれる独創的なキャラクターたちが不思議と現実感を帯びていることも魅力です。

『シンデレラ』

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※この作品は現在配信終了しております。



シャルル・ペローの童話をアニメーション化し大ヒットした「シンデレラ」を実写化して2015年に公開された作品です。
シネマ俳優だけでなく舞台俳優としても第一人者であるケネス・ブラナーが監督を務めています。

基本的にはアニメ版の構成を忠実に再現しているものの、各シーンの切り取り方や見せ方で現代風にうまくアレンジ。
さらに比較的再現しやすい構造とはいえアニメ版の持つきらびやかで幻想的な空気も閉じ込めることに成功した一本です。

『ジャングル・ブック』

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※この作品は現在配信終了しております。


ディズニーの名作「ジャングルブック」、さらにラドヤード・キップリングの原作をミックスし舞台を架空のジャングルに設定して制作、2016年に公開された作品です。

人間以外を全てCGI(CGを用いた3D動画)で制作し、人物の演技だけをそこにはめ込むという回帰的な発想で作られた映像世界。
CG映画の避けられない課題として「別世界に存在することの違和感」が挙げられますが、本作では堂々「同じ世界」に存在しているかのような実在感を見事に表現。

正に現代でしか実現しなかったハイブリッドな映像表現としてアカデミーの視覚効果賞を戴冠しています。

『美女と野獣』


ディズニー映画の中でも屈指の名作である「美女と野獣」。
根強いファンを持つこの作品を現代技術で実写化し、2017年に公開されました。

旧来のファンからすれば、正直不安要素しかなかった本作。
そしてそれを杞憂に終わらせてくれた作品です。アニメーション版への深いリスペクトを感じるシーン選択とカメラワーク、さらにキャラクターの内面を深く描写する新曲たちも盛り込み、実写映画ならではのダイレクトな映像表現とを両立しています。
旧作ファンの方にもぜひ。

『プーと大人になった僕』

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※この作品は現在配信終了しております。


近年、名作の実写化を矢継ぎ早に繰り出すディズニー。
愛したアニメ、マンガたちが必ずしも望む形で再現されるわけではないことを知る私たちにとっては、ディズニーの決断にただ驚くばかりです。

世界観はアニメ版や原作を踏襲しつつも、主人公は子供時代の好奇心を守る余裕などなく、社会の一員として懸命に働くクリストファー・ロビン。
そんな彼がプーと再会し、大切なことを思い出し、そして選択するヒューマン・ドラマに仕上がっています。忙しい日々に疲れてしまったら、ぜひ見てください。

『ダンボ』


おそらくディズニー作品の中でも実写難度の高さでは3本の指に入るだろう「ダンボ」。
ともすれば批判の的となりキャリアに傷がつきかねないこの大役を任されたのはティム・バートン。
正直この人しか無理でしょう。2019年公開作品。

空飛ぶゾウが題材である限り、映像表現に多少の違和感はあるでしょう。
それでも本作が評価されるのは、オリジナルに敬意を払いながらも独自のストーリー展開を見せてくれたことです。
人間たちの視点からも語ったことで、ダンボはより魅力的な作品に仕上がったのでしょう。

公開中&公開予定の最新ディズニー映画


多大な失敗を経験しながらも、全てをチャレンジスピリットで乗り越えてきたディズニー。彼らの姿勢は変わることなく今後も続いていく。それを証明するかのように数々の名作の実写化、続編の公開が控えています。

そんなディズニーの最新作や今後の話題の中心になる作品をチェックしておきましょう。

実写版『アラジン』(2019年)



何よりもまず「ジーニーどうする?」という最大の懸念に対し、ディズニーが用意した答えは「メン・イン・ブラック」や「幸せのちから」などでコメディからシリアスまで多彩な引き出しを持つウィル・スミスを起用すること。

さらに緻密な設定を駆使したミステリーが得意なガイ・リッチーを監督に起用、他にもメナ・マスードやナオミ・スコットなどおよそ常人には考えつかないセンスでクリエイターやキャストを配置。

さて、肝心の内容は?「ぜひ見てほしい」ということだけお伝えしておきます。2019年8月現在公開中!

続編『トイ・ストーリー4』(2019年)


アンディとおもちゃたちの触れ合いを描いた名作「トイ・ストーリー」は、アンディが大人になりおもちゃたちから旅立ったことで(さらにジョン・ラセターも不本意ながら旅立ったことで)、誰もが完結したと思っていました。

しかし、「インサイド・ヘッド」の脚本を担当した新進気鋭のジョシュ・クーリーを監督に起用、前作でアンディからおもちゃたちを引き継いだ少女・ポニーのもとで再び彼らの姿を見ることができます。

ウッディやバズたちおなじみのメンバーは?20年ぶりの再登板を果たしたボー・ピープは?目を離すとゴミ箱に入りたがる新しい仲間のフォーキーは?ぜひ楽しんでください。

実写版『ライオン・キング』(2019年)


「動物モノだから比較的実写化はカンタンにできる」と思うのは間違い、実写化しなければならないのは「ディズニーの動物モノ」であり、さらにあの名作「ライオン・キング」です。

この難題に挑むのは「ジャングル・ブック」で壮大な世界を革新的な技術を駆使して見事に表現したジョン・ファブロー監督。

結果的にライオン・キングはフルCGでありながら、ドキュメンタリーに迫るようなリアリティを抱いたハイブリッドな次世代の映像作品として進化しています。2019年8月現在公開中。

続編『アナと雪の女王2』(2019年)


日本でも大きな旋風を巻き起こし、バツグンの知名度を持つ通称「アナ雪」。
ディズニーアニメーションとしてトップの興行収入を叩き出し、日本でも歴代3位に入る超大作。
ディズニーはあまり続編を作らないということから考えても相当のプレッシャーの中制作されたのでしょう。

監督は引き続きクリス・バックが務め、エルサの力の起源を解明する旅を中心に据えた物語になる模様。日本では神田沙也加×松たか子のコンビの続投が決定しているのも嬉しいところ。
2019年11月22日公開開始予定です。

実写版『ムーラン』(2020年)


オリエンタルな情感とコンセプトアートのような鋭い表現を構築し、中国の英雄譚を色鮮やかに描き上げた「ムーラン」。
事実上実写化は不可能とまでいわれたこの作品、何より手触りや空気感を現実世界に映すことはできるのか。

主演は米国籍を持ち歴史ドラマでの多大な実績を持つ女優リウ・イーフェイ。
監督は社会派ドラマを得意とする新進気鋭のニキ・カーロ。2020年3月公開予定です。

まとめ


数々の苦難を乗り越えた経験を持ち、現代でも色褪せない魅力を持った珠玉の名作を生み出してきたディズニー映画。
多くを語らずとも内面を感じさせるまでに研ぎ澄まされたキャラクターのアニメーション、誰もが見ていて胸をときめかせるような夢の世界を実現する映像表現が最大の魅力。

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