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年代別に紹介!おすすめアクション洋画12選

年代別に紹介!おすすめアクション洋画12選

映画 更新日時

    数多くある洋画の中でも、爽快に楽しめるアクション映画ですが、人気のあるジャンルだけにどのアクション映画が面白いのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。作品の傾向が年代別に変わることもあり、自分好みの作品を見つけるのは一苦労してしまうかもしれません。

    本記事では、アクション映画好きから、普段はあまりアクション映画を観ない方まで納得の楽しめる映画が選べるように、年代別のおすすめアクション映画について紹介します。

    1980年代おすすめアクション映画3選


    1980年代のアクション映画は、刑事が主役の映画が多く、刑事対悪者組織と言う構図の映画が多いようです。
    今回紹介する「ダイ・ハード」以外にも、刑事モノでは「ビバリーヒルズ・コップ」や「リーサル・ウェポン」などの名作、シリーズ物も多く、どの作品も主演俳優にとって代表作の1つになっています。

    また、「ランボー」のような戦争映画も多かった年代です。少しアクション映画とは毛色が違うかもしれませが「プラトーン」のようなベトナム戦争への批判的な作品も多いのが80年代の特徴でしょう。

    総じて、この年代の主人公は特殊な訓練を受けたりした超人的な人物が多いのも特徴です。肉体派アクション映画が好きな方は、この年代の名作を手に取ることをおすすめします。

    「ダイ・ハード」(1988年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    ニューヨーク市警のジョン・マクレーンは、別居中の妻が務めるロサンゼルスにあるナカトミ・プラザのクリスマスパーティーに招待されます。

    そのパーティーの中、最新兵器で武装したテロリスト集団がナカトミ・プラザを占拠してしまいます。外部との連絡が一切遮断され、怯える人質の中でマクレーン刑事が1人テロリストとの命がけの戦いに挑んでいきます。


    世界一不幸なニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事の活躍するアクション映画第1弾です。このシリーズは大ヒットし、 これまで5作品のシリーズが公開されてます。

    1988年に公開された「ダイ・ハード」は記念すべき第一作です。 デビュー当時からコメディ色が強かったブルース・ウィルスのおかげか、ジョン・マクレーン刑事は毎回散々な目に遭いながら、 しぶとく死なない男で、その姿はどこかコミカルな感じもしてしまいます。

    「ダイ・ハード」シリーズが面白いのは、マクレーン刑事のキャラクターでしょう。どうみてもうだつが上がらない人物なのに、ビルを飛び降りたり、爆発に巻き込まれても絶対に死なないのです。こういった物語には、元軍人とかの経歴ありの主人公が定番ですが、マクレーン刑事は生粋の警察という設定も抜群です。

    物語の随所で出てくる、
    「言わばお邪魔虫って奴よ」
    「俺のお気に入りは懐かしいロイ・ロジャースだ」
    「もう嫌だ!例え仕事でももう二度とこんな高ぇビルには上がってやらねぇからな」
    などの、マクレーン刑事の名言にも注目です。

    「ランボー」(1982年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。


    <あらすじ>
    ベトナム戦争からの帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うためにワシントン州にある田舎町を訪れます。ところが、戦友はベトナム戦争で浴びた枯葉剤の影響で亡くなっていました。

    目的が達成できなかったランボーが街にやってくると、保安官のティールズが一方的にランボーを危険人物と決めつけ、街から追い出そうとしますが、これにランボーは抵抗。その結果、なんと逮捕されてしまいます。

    取調室での取締中、ランボーはベトナム戦争の際の拷問がフラッシュバックし、ナイフを奪い山中へ逃走します。山中に逃げ込むランボーを追う保安官らとの戦いが起こり、ついには州兵まで出動することになるのですが、これをランボーは実践仕込みの戦争スキルで次々と州兵を倒していってしまいます・・・


    「ランボー」はシルベスター・スタローンの「ロッキー」シリーズに続く大ヒットシリーズとなったアクション映画です。

    古典的な戦争映画かと思われる方も多いですが、実は第一作の「ランボー」は、戦争ではなく、山中に逃げ込んだランボーと保安官、州兵の戦いです。

    「ランボー」は単なる戦争映画、アクション映画としてではなく、当時のベトナム戦争が終結後の再考察や批判の中で生まれた映画であり、当時の社会を痛烈に風刺した映画でもあったということが興味深いです。

    特に、ランボーが感情的に思いを打ち明けるシーンは、ベトナム戦争の後遺症に苦しむ多くの元軍人の思いを代弁するもので、スタローンがアクション俳優としてだけではなく、演技派俳優としての片鱗を見せつける名場面です。

    のちにスタローンは「エクスペンダブルス」で脚本や監督を担当する事になりますが、演技にかける思いはこの頃からかなりあったことが垣間見えます。

    「コマンドー」(1985)

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    ※この作品は現在配信終了しております。


    <あらすじ>
    元精鋭部隊のコマンドーの隊長であったジョン・メトリックスは引退し、愛娘のジェニーと自然豊かな山荘でひっそりと暮らしていました。そこへ、元上司であるカービー将軍が訪れ、コマンドーの元隊員たちが次々に暗殺されていることを告げ、メトリックスに護衛を付けます。

    しかし、謎の武装集団が山荘を襲い、護衛は全滅。メトリックスは応戦するも、愛娘が連れ去られてしまいます。武装集団は、メトリックスに愛娘の開放の条件として現大統領の暗殺を依頼。メトリックスは、娘の救出のため、1人武装集団へと戦いを挑んでいくのです。


    「ランボー」がアクション俳優としてスタローンの代表作なら、同じ80年代に頭角を表したもう1人のアクション俳優のアーノルド・シュワルツネッガーの代表作の1つ「コマンドー」を外すことはできません。

    この「コマンドー」は、「ランボー」のようベトナム戦争への風刺など一切なしです。とにかく筋肉隆々のシュワルツネッガーのアクションをこれでもかと堪能する作品です。物語は、敵に誘拐された娘を救い出すという簡単な図式ですが、そんな物語も必要がないくらいのド派手なアクションの連続で、まさに80年代のアクション映画といった感じです。

    シュワルツネッガーは「コマンドー」の他にも、同時期に「プレデター」で謎の宇宙生物と激しいアクションを繰り広げ、この作品も物語そっちのけのアクション満載映画でした。
    シュワルツネッガーの映画はとにかくストーリーを気にせずに、ド派手なアクションを楽しんで下さい。

    1990年代おすすめアクション映画3選

    これまでの「アクション映画=戦争、刑事」という図式が少しずつ変化してきたのが1990年代と言えるでしょう。その象徴が「レオン」のヒットだったのではないでしょうか。

    90年代後半には、近未来を舞台とした「マトリックス」のようなCG技術を活かした作品も公開され始め、2000年代のCGアクションを特徴とする作品へ綱がっていく時代でもあります。

    一方、80年代のヒット作品の続篇が次々に公開され、前作よりパワーアップしたアクションを見せてくれたのもこの時代の作品でした。

    「レオン」(1994年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。


    <あらすじ>
    ニューヨークに住むイタリア系移民のレオンは、凄腕の殺し屋であったが、普段は寡黙な初老の男でした。

    ある日、レオンが住むアパートの隣の部屋で、まだ幼いマチルダが買い物に出かけている間に家族全員が殺される事件が起こります。帰宅したマチルダは、顔見知りのレオンを頼ることになり、レオンとマチルダの奇妙な共同生活が始まります。そして、レオンの殺し屋という正体を知ったマチルダは殺された弟の復讐のためにレオンに弟子入することになるのです。

    マチルダは、弟を殺したのが麻薬取締局の捜査官のスタンフィールドということを突き詰め、未だ子供扱いするレオンに立派な大人であることを示すために、1人スタンフィールドを殺しに向かうのでした・・・

    80年代を代表とする「ランボー」や「コマンドー」のようなゴリゴリのアクション映画とは一線を画する「レオン」は、その後大物監督となっていくリュック・ベッソンの初監督作品でもあります。

    ヒロインのマチルダには、後にアカデミー賞主演女優を受賞することになるナタリー・ポートマンがオーディションにより選ばれています。可憐な少女のマチルダ、寡黙なプロの殺し屋のレオン、そしてゲイリー・オールドマンが怪演したスタンスフィールド刑事など魅力的な登場人物が物語を盛り上げます。。

    これまでのアクション映画の筋肉隆々の主人公が縦横無尽する物語は異なり、中心となる物語も骨太の内容だったのがヒットする要因でした。

    もちろん、醍醐味のアクションシーンも素晴らしく、寡黙なレオンがいざ暗殺シーンになると尋常ではないスピードで次々に相手を仕留めていくのは圧巻です。特に、スタンスフィールド刑事との最後の戦いのシーンは、これぞアクション映画と言える名シーンです。

    「スピード」(1994年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    ロサンゼルスの高層ビルでエレベーターが爆発し、複数の人間が閉じ込められるという事件が起きます。 SWAT隊員のジャックは、全員の救出に成功しますが、犯人ハワードをあと一歩のところで取り逃がしてしまいました。

    数日後、ハワードからジャックへ脅迫電話が入ります。ハワードは先日の復讐として、市内に走るバス1台に爆弾を仕掛けたと言います。その爆弾は、時速80 km 以下にスピードを落とすと爆発するというもので、多額の身代金を要求するものでした。

    ジャックは爆弾の仕掛けられたバスに自ら乗り込み、爆弾の解体を試みます。しかし、乗客の一人が突然乗り込んできたジャックに驚き、発泡をし、流れ弾が運転手に当たってしまい、バスは制御不能に。そして、乗り合わせていた免停中のアニーが、バスのハンドルを握ることになってしまうのですが・・・


    「スピード」は低予算で作られ、大ヒットしたことで話題になりました。アクション映画というと、派手な爆破や高額なCGなどで必要と思われがちですが、「スピード」は完全にアイデアの勝利といえるでしょう。

    高速のバスには爆弾が仕掛けられ、スピードを落とすと爆破するといった常に緊張感がある中で物語は進んでいきます。こうすることで、観客は映画を通してずっと派手なアクションを見せられるのとは違った感覚を、常に感じるわけです。これは本当に見事な設定といえるでしょう。

    また、「スピード」は、キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックの2人の出世作となりました。

    80年代の筋肉隆々としたアクションスターであるスタローンと、シュワルツネッガーのような体つきではなく、むしろ優男のキアヌ・リーヴスが90年代の代表的なアクション俳優となるのは時代の変化の移り変わりでしょうか。

    キアヌ・リーヴスは、その後に「マトリックス」や「ジョン・ウィック」シリーズというヒット作に恵まれ、アクション大スターの仲間入りをします。
    サンドラ・ブロックも「スピード」後に順調にキャリアを経て、多数の賞を受賞する大女優と成長していく一方、映画プロデューサーとしての一面も持ち多方面で活躍されています。

    「マトリックス」(1999年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    プログラマーとして大手ソフトウェア会社に勤める トーマス・A・アンダーソンは、実は天才ハッカー「ネオ」という裏の顔を持っていました。 平凡な日々を送っていたトーマスですが、起きているのに夢の中にいるような感覚になることがあり、漠然とした違和感を覚えていました。

    そんなある日、トーマスの目の前に現れた謎の女性トリニティと、彼女の仲間であるモーフィアスによって、トーマスが現実世界と思っていた世界が仮想現実であり、コンピューターによって操作されている現実を知らされます。

    現実世界へ目覚めることを選択したトーマスは、現実世界で滅亡の危機に瀕している人類を救うため、救世主ネロとしてコンピューターとの戦いへと向かっていきます。

    1990年代を代表とするSFアクション映画の「マトリックス」は、ワイヤーアクションによる画期的な動きが話題になりました。古くからワイヤーアクションは舞台で使われてきた技術ですが、映画で最初に注目されたのは「マトリックス」でした。

    また斬新なカメラワークも注目すべきポイントでしょう。バレットタイムと呼ばれる特殊撮影によって、登場人物のアクションをスローで動かすシーンは印象深いものがあります。

    このワイヤーアクションとバレットタイムの採用により、「マトリックス」は映像革命を起こしたと言われていますが、これは本編を観た方なら納得できるのではないでしょうか。

    もうひとつ、ハリウッド映画としては珍しい試みといえるのは、俳優自身が激しい格闘シーンを演じたことです。訓練された見事なカンフーアクションと、最新のCGをかけ合わせた格闘シーンは、これまでにないアクション映画の到来を感じさせてくれたものです。

    2000年代おすすめアクション映画3選

    CG技術の発展により、アクション映画はよりド派手になってきました。さらに、これまでの技術では不可能と思われていたアメリカンコミックを原作とする作品も多く作られてきたのもこの時期です。

    特に、ワイヤーアクションにより、リアルな動きを表現した「スパイダーマン」は、内容以上に映画史の1つの変化をもたらした映画であると言えます。

    また、2000年代にはゲームを原作とした作品も現れ、ジャンルの幅もホラーやSF、叙事詩とアクション映画という大きなくくりの中で、様々なジャンルの作品が生まれてきたのもこの時期の特徴でしょう。

    「スパイダーマン」(2004年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    科学が得意な平凡な高校生のピーター・パーカーは、見た目が細くて、いじめられがちな生徒でした。幼い頃、両親が亡くなったために、優しい叔母夫婦に引き取られます。

    ある日、学校の科学見学のとしてコロンビア大学の研究室を訪れます。その研究所では、たくさんの動物の研究を行っていました。そこで、ピーターは誰にも気付かれずに遺伝子組み換えが行われた新種の蜘蛛「スーパー・スパイダー」に、なんと手首を刺されてしまいます。

    これにより、ピーターの体は急激な変化を起こします。体に筋肉がつき、視力も良くなり 、何より「スーパー・スパイダー」刺された手首から、蜘蛛の糸が自由自在に出せるようになっていました。

    その頃、自分を可愛がってくれていた叔父が強盗に殺されてしまいます。このことをきっかけに、パーカーは正義の味方として活躍することを決意するのです。

    これまでのアクション映画の主人公は、「ランボー」や「コマンドー」などのように超人的なキャラクターが多かったと思います。しかし、本作のスパイダーマンは強靭な肉体に特殊能力を持ったヒーローでありながら、中身は元いじめられっ子の高校生です。

    主人公のピーターはただヒーローとして戦うのではなく、苦悩しながら成長する姿が描かれているのが魅力のひとつといえるでしょう。

    また「スパイダーマン」のもうひとつの魅力といえば、アクションシーンでしょう。最近の作品に比べると地味な感じがしてしまいますが、当時はその技術に度肝を抜かれたものです。爽快感や浮遊感は今でも十分に楽しめることを考えると、当時の技術の高さが理解できます。

    「Mr.&Mrs.スミス」(2005年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    運命的な出会いにより電撃結婚をしたジョンとジェーン。2人は「Mr.&Mrs.スミス」となりますが、お互い重大な隠し事をしていました。それは、なんと2人とも別々の組織に所属する暗殺者だったのです。

    お互い正体がバレないように結婚生活を送っていましたが、あるミッションでお互い同じ標的を狙うことになり、なんとミッション先で鉢合わせしてしまうのです。この世界のルールは、正体がバレたらどんな相手でも48時間以内に始末しなければなりません。組織を巻き込んだ、2人の戦闘が始まってしまいました。

    「Mr.&Mrs.スミス」は何より設定が秀悦です。ストーリーなどお構いなしのアクション映画がある中、コメディ色が強いとはいえ、ちゃんとした設定がされているのは見事です。

    また、何といっても本作は全編においてオシャレです。無骨なアクション映画ではなく、ファッションやセリフまわしに、挿入されている音楽とアクション映画を観ているのを忘れるほどのオシャレさを感じられます。

    そもそも、主演のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがアクション映画に似つかわしいスマートさを持っていますから、ちょっと異質なアクション映画に感じるでしょう。

    この作品が話題になったのは、夫婦役を演じたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがこの作品出演の後に実際に結婚したことです。現在は離婚している2人ですが、当時はブラッド・ピットが前妻との離婚前にも関わらず、撮影現場ではかなりラブラブだったそうで・・・そんな2人の関係が作品にもよく反映されたのでしょうか。

    「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」(2003年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    前作「チャーリーズ・エンジェル」で司法長官のカーターの誘拐事件を解決した3人のチャーリーズ・エンジェルのナタリー、ディラン、アレックスの3人は、証人保護プログラムを受けた人たちの記録を見ることができる指輪が奪われたため、指輪奪還に向かいます。

    「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」は。、2000年に公開された「チャーリーズ・エンジェル」の続編として期待された映画でした。全米で初登場1位という記録を残しながら、2004年に最低の映画を決めるゴールデンラズベリー賞において最低続編賞を見事に受賞。

    前作以上のアクションとコメディ色を強めた作品だったのですが、物語がそもそも陳腐だったというのが受賞の要因でしょうか。

    一昔前であれば、派手なアクションだけでも爽快感を感じることができれば大ヒットとなったアクション映画ですが、ストーリーや登場人物の魅力などがない作品は評価されなくなってきたのが如実に現れたのが本作「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」だったということで、ある意味、映画史の中での記録的な作品となってしまいました。

    2010年代おすすめアクション映画3選

    2010年代になると、CGを駆使した作品が多くなり、それまでの刑事モノのアクション映画はかなり少なくなってきます。それに変わり、マーベル作品シリーズのようなSFアクション映画が席巻しているのが特徴です。

    2000年代は、アクション映画界において、かなり模索していた時代だっただけに、ヒーローもののアクション映画の隆盛は、爽快感を味わいたいファンにとって歓迎だったのではないでしょうか。

    また、2000年代以降、それまで人気作品の続篇が相次いで公開されたのも見逃せません。2013年にはダイハードシリーズの最新作が公開され、現在「リーサル・ウェポン」の最新作も進行中と、昔からのファンも楽しめる作品も続々と公開されています。

    「アベンジャーズ エンドゲーム」(2019年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で最強の敵サノスと戦った結果、一瞬で全宇宙の生命は半分になってしまいました。そのような状況の中、アイアンマンは宇宙をさまよいながらスーツの開発を続け、次なる戦いに備えます。

    また他にも生き残ったキャプテン・アメリカやソーたちは再び集結し、サノスへの逆襲をはじめるのでした。

    「アベンジャーズ」シリーズは、2010年代を代表とするアクション映画と言って間違いないでしょう。多くのスーパーヒーローが存在する中、同じ世界の中に一緒に存在することはほとんどありませんでした。しかし、マーベルの作品群は同一の世界観で活躍しており、「アベンジャーズ」シリーズで夢の共演ということになるわけです。

    アイアンマンに、キャプテン・アメリカ、ソーにハルクと錚々たるメンバーが共演してしまうというだけでファンにとっては興奮ものに違いありません。

    スーパーヒーローが集まるということで、アクションもド派手。それでいて、しっかりとしたストーリーラインが敷かれており、多くの方がマーベル作品に魅力されるのも納得です。

    「アベンジャーズ エンドゲーム」はマーベル作品の22作品目ということで、いかにこのシリーズが愛されているのかが分かります。どの作品から観始めるのがいいのか、マーベル初心者には悩みどころかもしれませんね。

    「エクスペンダブルズ」(2010年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    自らを消耗品(エクスペンダブルズ)と称する傭兵部隊。ギャラは高いが仕事は確実というモットーのもと、傭兵界最強の集団です。

    ソマリアでの武装海賊に拉致されていた人質を救い出したエクスペンダブルズが次の任務に向かったのは、南米のヴィナーレという島国。依頼は、この島国の軍事政権の破壊でしたが、エクスペンダブルズにとってかつてない危険な依頼だったのでした。

    「アベンジャーズ」シリーズが、マーベルのヒーロー集結、ファン感涙ものの作品でしたら、「エクスペンダブルズ」はアクション映画の人気俳優を集結させた記念的作品です。

    ランボーとマクレーン刑事とターミネーターが共演する日が来るとは、誰も思っていなかったでしょう。もちろん、本作でのキャラクターは別ですが、昔からのアクション映画ファンにとっては昔の映画作品がよぎってしまうのは致し方ないでしょう。

    加えて、脚本と監督をシルベスター・スタローンが行っていることもファンにとっては感激です。

    続編では、さらにジャン=クロード・ヴァン・ダムに、メル・ギブソアが悪役で出演し、ハリソン・フォードも出てくるといった、まさにハリウッド映画の同窓会状態です。

    ここまで往年のアクションスターや名優が揃ってくると、もはやストーリーが必要かと疑問が出てきますが、正直、本作のストーリーは雑。ある意味、80年代のアクション映画ファンの期待に応えたかたちです。

    CGが全盛期の中、肉体派アクションにこだわり、素手にナイフにマシンガンでの爽快なアクションは見応え充分です。オールドファンも、肉体派アクション初心者もきっと楽しめる作品です。

    「ジョン・ウィック」(2014年)

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    ※この作品は現在配信終了しております。

    <あらすじ>
    裏社会に伝説の殺し屋として語り継がれるジョン・ウィックは、引退し平穏な生活を送っていました。そんなジョンは、妻のヘレンと出会うことで愛を知ったのでした。

    しかし、最愛の妻ヘレンは病気で亡くなってしまいます。妻の死によって打ちひしがれていたジョンの元に、生前ヘレンが準備していたジョンへのプレゼントが届きます。それは、「あなたには愛するものが必要」と書かれたメッセージカードと共に1匹のビーグル犬だったのです。妻の思いを胸に、ジョンはビーグル犬との生活を始めます。

    しかし、ある時愛車の69年式マスタングを給油していたところ、3人の若者に絡まれます。ジョンは若者たちをあしらい、帰宅するも、若者たちは後をつけ、ジョンを襲うのでした。不意を疲れたジョンは、愛車とビーグル犬の命を奪われ、全てを失ってしまいました。

    ジョンは怒り、若者たちへの復讐を開始するのでした。

    「スピード」や「マトリックス」以降、ヒット作から遠ざかっていたキアヌ・リーブスでしたが、「ジョン・ウィック」により完全復活を遂げました。ジョン・ウィックという伝説の殺し屋ながら、どこか間抜けな雰囲気を残すこのキャラクターが、キアヌ・リーブスの当たり役になり、シリーズ化することになります。

    見所のひとつは、銃アクションとカンフーを組み合わせた体術「ガンフー」でしょう。もちろん、ガンフーは「ジョン・ウィック」シリーズのオリジナルの体術ですが、キアヌ・リーブスは4ヶ月間毎日8時間という特殊な訓練を受けてガンフーをマスターしたそうです。

    昨今のアクション映画の中で、体術メインのアクションは減ってきており、「ジョン・ウィック」シリーズのアクションはそこに注目して観るとより楽しめるでしょう。

    またストーリーラインで重要になってくる裏社会のルールが細かく設定されているのも、シリーズ化していく上で重要な要素となっています。裏社会には絶対的なルールがあり、それを破るのは死を意味します。よく練られたこのルールを理解することで、さらにシリーズを楽しめるようになるでしょう。

    まとめ

    年代ごとのアクション映画を紹介してきましが、時代によってアクション映画と言っても傾向がかなり違いますよね。

    また、CG技術や、他の撮影技術の発展によって、作品も進化していったといえるのではないでしょうか。ただその中でも、時代の流れに逆行した、「エクスペンダブルス」のような80年代の筋肉ゴリゴリのアクション映画が近年公開されているのも注目です。

    アクション映画と言っても、非常に幅広いジャンルに分かれるため、ますますどの作品を見ればいいのかの選択が難しくなってきました。今回の記事で、少しでもアクション映画について理解し、興味をもってもらうことで、映画をさらに楽しんで頂ければ幸いです。

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