『バイプレイヤーズ』や『ちょっと思い出しただけ』などの松居大悟監督が脚本を書き下ろした舞台劇を、自らメガホンを取り映画化した『くれなずめ』がdTVで配信スタートいたしました。



物語は、友人の結婚披露宴で余興を行うため、高校時代の仲間たち６人が久しぶりに集まったところからスタート。

劇団を主宰する欽一、役者の明石、既婚者となったのソースこと曽川、サラリーマンの大成、地元のネジ工業で働くネジこと水島、そして影は薄いが心優しい吉尾と、それぞれ人生を経ながらもバカなノリで盛り上がるムードは相変わらず。

かつて高校の文化祭で披露した赤フンダンスを全力で踊った余興はダダ滑りでしたが、めげない６人は二次会が始まるまでの３時間をやりすごす場所を探します。

そんな中、ふと始まる高校時代の思い出話。

楽しかった思い出や苦い思い出、くだらないけれどなんだかんだ眩しい日々に想いを馳せていると、吉尾がぽつりと呟いたのは「俺、５年前に死んだ？」という衝撃の告白。

徐々と、６人が見て見ぬふりをしていた真実が明らかになっていき……。



もともと舞台作品だったことから、主に６人の仲間たちの会話劇で展開する今作。

群像劇を得意とする松居大悟監督ならではの独創的なシナリオに挑んだのは、実力と個性を兼ね備えたキャスト陣です。

キーパーソンとなる吉尾には、『カツベン！』『弥生、三月　君を愛した30年』などの成田凌。誰からも愛されるヘタレな吉尾を、自然体なムードで演じ切っています。

また、昔から世渡り上手な欽一役に『おもいで写真』『あのこは貴族』の高良健吾、自信過剰でリーダー気質の明石役に『AWAKE』『あの頃。』の若葉竜也、お調子者のムードメーカー・ソース役に『ロマンスドール』の浜野謙太、後輩キャラの大成役に『佐々木、イン、マイマイン』の藤原季節、熱い心を秘めたネジ役に『アルプススタンドのはしの方』の目次立樹。

繰り広げるテンポのいいかけあいとともに、徐々に明かされていく６人の過去に注目です。



たっぷり笑えて、ほろ苦くて、最後にはちょっと切ない青春ムービー『くれなずめ』。

是非、この機会にdTVでお楽しみください。



■『くれなずめ』

～概要～

松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を、豪華キャスト陣を迎えて映画化。

～あらすじ～

優柔不断だが心優しい吉尾（成田凌）、劇団を主宰する欽一（高良健吾）と役者の明石（若葉竜也）、既婚者となったソース（浜野謙太）、会社員で後輩気質の大成（藤原季節）、唯一地元に残ってネジ工場で働くネジ（目次立樹）、高校時代の帰宅部仲間がアラサーを迎えた今、久しぶりに友人の結婚式で再会し、余興でかつて文化祭で披露した赤フンダンスを踊ることに。結果、だだスベりで終わり、二次会までは3時間。誰からともなく、学生時代に思いをはせ……

作品URL：https://video.dmkt-sp.jp/ti/10059216?campaign=inf100666

コピーライト：(C)2020「くれなずめ」製作委員会