死霊館/アナベルシリーズおすすめの見る順番!作品についても解説!
目次
洋画や邦画でホラージャンルは多くありますが、シリーズものはどのくらい知っていますか?
人気ホラーシリーズといえば、死霊館/アナベルシリーズではないでしょうか。
本記事では、死霊館/アナベルシリーズの解説、シリーズの見る順番についてご紹介します。
死霊館/アナベルシリーズって?

出典: 映画『死霊館』公式サイト
シリーズ1作目となった「死霊館」は2013年に公開されました。批評家からも高い評価を受けて全世界で3億1,900万ドル以上の興行収入を記録した作品です。
その後スピンオフ作品や続編が製作され、2022年12月時点でシリーズ8作品が公開されています。
1作目公開から8年間で8作品の公開というのは驚異的なペースですよね!
ただ、死霊館/アナベルシリーズはタイトルに番号がついているわけではないので、シリーズの見る順番が分かりにくいです。
「死霊館シリーズなのに、アナベルって何?」「続編にスピンオフに作品が多い…どの順番で見ればいい?」という方も多いと思います。
そんな方も死霊館/アナベルシリーズを楽しめるよう、本記事では死霊館/アナベルシリーズの見る順番を解説していきます。
それぞれの作品についてのあらすじなども紹介しているので、ぜひご覧ください。
死霊館/アナベルシリーズ作品を解説!
死霊館/アナベルシリーズの見る順番の前にシリーズ作品それぞれの概要を紹介!
監督や公開年、あらすじについて紹介していきます。
死霊館/アナベルシリーズがどんな作品なのか知らない方も、理解を深められるはずです。
死霊館

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■公開年:2013年
■監督:ジェームズ・ワン
■112分
あらすじ:1971年、アメリカ・ロードアイランド州。野中にポツンと建つ一軒家に、両親と5人の娘たちが引っ越してくる。
夢のマイホームでの新しい生活に沸き立つ一家だったが、翌朝から奇妙な現象が一家を襲い始める。
“何か”の存在を確信し、一家は心霊学者のウォーレン夫妻に助けを求める。夫妻が調べると恐るべき血ぬられた歴史が明らかになる。
夫妻は一家を救おうと館に巣食う邪悪なものに立ち向かうが……。
死霊館/アナベルシリーズの記念すべき第1作目です。
アメリカで有名な超常現象研究家であるウォーレン夫妻が、1971年に実際に体験した出来事を基に、『ソウ』シリーズで有名なジェームズ・ワン監督が描くオカルトホラーです。
全米ではR指定であるにもかかわらず、興行収入1億ドルを突破する大ヒットホラーです。
アナベル 死霊館の人形

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■公開年:2014年
■監督:ジョン・R・レオネッティ
■製作:ジェームズ・ワン
■98分
あらすじ:待ち望んだ第1子の誕生を目前に、幸せいっぱいのジョンとミア夫妻。
ジョンは人形好きなミアに、ウェデイングドレス姿の美しいアンティーク人形をプレゼントする。
しかしある夜、2人はカルト集団の一味に襲撃され、人形に恐ろしい呪いをかけてしまう。子供が生まれ、新生活を始めた夫妻だったが、人形をめぐって次々と不可解な出来事が起きるようになり…。
大ヒットホラーである「死霊館」に登場した、実在する呪いの人形“アナベル”をメインにした作品です。
“アナベル”とは、コネティカット州の博物館で厳重に保管される人形で、“史上最も呪われた人形”として月に2回、神父の祈祷によって清められているというほどの恐ろしさです。
「アナベル 死霊館の人形」の時代は1967年なので、「死霊館」のエピソード0として楽しめる作品で、「死霊館」のスピンオフという扱いです。
死霊館 エンフィールド事件

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■公開年:2016年
■監督:ジェームズ・ワン
■133分
あらすじ:1977年、イギリスのエンフィールドに住む、4人の子供とシングルマザーのホジソン一家は、怪奇現象に悩まされていた。
心霊研究家ウォーレン夫妻は、一家を苦しめる元凶を探るためにホジソン家を訪れるが、さらなる奇怪な現象が夫妻にまで襲い掛かってきて……。
アメリカで有名な心霊研究家ウォーレン夫妻の実体験に基づく大ヒットホラー「死霊館」の続編です。
「死霊館 エンフィールド事件」で扱う事件も実際に起きたもので、1977年にイギリス・エンフィールドで史上最長期間続いたポルターガイスト現象として知られる「エンフィールド事件」を題材としています。
1作目を大ヒットに導いたジェームズ・ワン監督が本作も手掛けています。
アナベル 死霊人形の誕生

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■公開年:2017年
■監督:デヴィッド・F・サンドバーグ
■製作:ジェームズ・ワン
■110分
あらすじ:1957年。幼い娘を亡くした人形師とその妻が暮らす館に、身寄りのない6人の少女とシスターがやって来る。
新しい環境に慣れてきた少女たちだったが、館内の不可解な現象が次々と彼女たちを襲いはじめる。
そんなある日、脚の不自由な少女ジャニスは、いつもは鍵がかかっているドアが開いていることに気づく。その中にいたのは、館の主である人形師がつくった人形アナベルだった…。
『死霊館』に登場する呪いの人形“アナベル”がメインのスピンオフ第2弾。
スピンオフ前作「アナベル 死霊館の人形」は「死霊館」の前日譚でしたが、本作「アナベル 死霊人形の誕生」はそのさらに前の話です。
呪いの人形“アナベル”がどう誕生したのか、秘密を明かす内容となっています。
死霊館のシスター

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■公開年:2018年
■監督:コリン・ハーディ
■製作:ジェームズ・ワン
■96分
あらすじ:1952年、ルーマニアの修道院で一人のシスターが自らの命を絶つ。
この自殺には不可解な点の多く、真相を究明するために教会はバーク神父と見習いシスターのアイリーンを修道院へと派遣する。
事件を追う中で、修道院に隠された秘密とともに決して関わってはいけない恐怖“悪魔のシスター”と対峙することになる。
果たして、この修道院に隠された想像を超える秘密とは?そして悪魔のシスターの目的とは一体何なのか!?
実際の事件を映画化した「死霊館」の恐怖のはじまりを描いた作品です。
第2作目の「死霊館 エンフィールド事件」に登場した悪魔のシスター・ヴァラクのルーツに迫っていく内容となっています。
ラ・ヨローナ ~泣く女~

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■公開年:2019年
■監督:マイケル・チャベス
■製作:ジェームズ・ワン
■93分
あらすじ:1970年代のロサンゼルス。ソーシャルワーカーのアンナは、ある母親からの不吉な警告を無視してしまう。
ほどなくして彼女の子供たちは、ある女の”泣き声”を聞いてしまう。それは、泣き声を聞いた子どもを必ず連れ去る呪いの女”ヨローナ”だった。果たして家族は逃げ場のない恐怖から逃れることはできるのか…。
中南米に古くから伝わる怪談「ラ・ヨローナ」を題材にした作品です。
大ヒットした「死霊館」の監督・製作を務めるジェームズ・ワンが参加していますが、「死霊館」の直接的な繋がりはありません。
しかし、ストーリー中にシリーズの主要キャラクターが登場したり、呪いの人形“アナベル”について語られるなど、世界観を共有しています。
アナベル 死霊博物館

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■公開年:2019年
■監督:ゲイリー・ドーベルマン
■製作:ジェームズ・ワン
■106分
あらすじ:超常現象研究家であるウォーレン夫妻は、強烈な呪いを持つ人形“アナベル”を地下の博物館に厳重に封印していた。
ある日夫妻が留守の間、娘のジュディとシッターとしてやって来た従姉妹のメアリー、その友人ダニエラの3人で一夜を過ごすことに。ところが、ダニエラが勝手に博物館へ入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。
大ヒットホラー「死霊館」のスピンオフとして人気となったアナベルシリーズの第3弾!
「死霊館」シリーズでおなじみの超常現象研究家・ウォーレン夫妻が登場する内容となっています。
これまでアナベルシリーズの脚本を担当したゲイリー・ドーベルマンが、映画監督デビューを果たした作品です。
死霊館 悪魔のせいなら、無罪。

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■公開年:2021年
■監督:マイケル・チャベス
■製作:ジェームズ・ワン
■112分
あらすじ:1981年、家主を22回刺して殺害した青年アーニー・ジョンソンは、悪魔に取り憑かれていたことを理由に無罪を主張した。
超常現象研究家ウォーレン夫妻は、被告人を凶行に走らせた姿なき存在を証明するべく立ち上がる。警察に協力を得て調査を進める夫妻だったが、すさまじく邪悪な“何か”に追い詰められていく。
大ヒットホラー「死霊館」シリーズの第3弾。
シリーズの過去作同様、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」の内容もアメリカで実際にあった「悪魔が私に殺させた」事件を基にしています。
死霊館シリーズを通して登場する超常現象研究家・ウォーレン夫妻をは、引き続きパトリック・ウィルソンとベラ・ファーミガが演じています。
死霊館/アナベルシリーズの見る順番は?
ここまで死霊館/アナベルシリーズの作品について、あらすじや詳細を紹介してきました。
詳細を見ていくと、死霊館シリーズだったりスピンオフのアナベルシリーズだったりどの順番で見るべきなの?と迷いますよね。
そんな方のために、死霊館/アナベルシリーズを100%楽しむための見る順番を紹介します!
自分に合った順番で楽しんでください!
順番1:公開順でストーリーの流れを楽しむ!
死霊館/アナベルシリーズを公開順に並べると下記です。
- 死霊館(2013年公開)
- アナベル 死霊館の人形(2014年公開)
- 死霊館 エンフィールド事件(2016年公開)
- アナベル 死霊人形の誕生(2017年公開)
- 死霊館のシスター(2018年公開)
- ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年公開)
- アナベル 死霊博物館(2019年公開)
- 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年公開)
死霊館/アナベルシリーズを初めて見るという方には、ぜひシリーズ第1作目の「死霊館」を見ていただきたいです。
シリーズは2022年12月時点で8作品もあるので、世界的に大ヒットし、高い評価を得た「死霊館」を見て、魅力を感じてもらうのがいいかもしれません。
ただ、時系列的には前後してしまうので、作中に出てくる過去の事件が分からないというモヤモヤは発生します。
しかしシリーズを見進めていくと、「この事件はここに関係していたのか!」という伏線回収的な楽しみ方ができます。
死霊館/アナベルシリーズのストーリーを楽しみつつ、シリーズの魅力にどっぷりハマりたい方は、公開順に見るのがおすすめです!
順番2:時系列順で事件をより深く理解!
死霊館/アナベルシリーズを時系列順に並べると下記です。
- 死霊館のシスター(2018年公開)
- アナベル 死霊人形の誕生(2017年公開)
- アナベル 死霊館の人形(2014年公開)
- 死霊館(2013年公開)
- アナベル 死霊博物館(2019年公開)
- ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年公開)
- 死霊館 エンフィールド事件(2016年公開)
- 死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年公開)
時系列順に見ると、作品中の疑問はなくスッキリ見ることができます。
作中でメインに扱う事件の流れをきちんと把握でき、理解を深めながら楽しめます。
ただ、突如登場する呪いの人形“アナベル”やシスターの怖さ・ドキドキ感は、公開順で見るのに比べるとどうしても薄れてしまいます。
死霊館/アナベルシリーズのメインとなる事件への理解を深めて楽しみたい方は、時系列順に見るのがおすすめです!
死霊館/アナベルシリーズの続編も決定
2022年12月時点で8作品が公開している死霊館/アナベルシリーズ。
なんとすでに続編の製作が決定しています。
「死霊館」の前日譚を描いたスピンオフである「死霊館のシスター」の続編が進行中とのことです。
監督はシリーズ過去作である「ラ・ヨローナ〜泣く女〜」、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」のマイケル・チャベスが担当し、死霊館/アナベルシリーズ全作を手掛けてきたジェームズ・ワンが引き続きプロデュースします。2023年9月8日に全米公開の予定となっています。
さらに、死霊館シリーズ第4弾も製作が決定しています!
これまでの1~3弾は、実在する超常現象研究家であるウォーレン夫妻が経験した事件を基にしていますが、第4弾はまだどんな事件になるか、またウォーレン夫妻も復帰するのか不明です。
ただ、死霊館/アナベルシリーズを全作手掛けてきたジェームズ・ワン監督は続投とのこと!
死霊館/アナベルシリーズはまだまだ続く予感ですね。
その前に過去作をチェックしてシリーズの魅力にどっぷりハマっておきましょう!
まとめ
ここまで死霊館/アナベルシリーズについて紹介してきました。
2013年に公開された第1作目「死霊館」から、2022年12月現在で8作品が公開している大ヒットホラー作品ですが、シリーズ内でスピンオフがあったり、時系列が前後していたりと複雑です。
そんな死霊館/アナベルシリーズをどの順番で見ていくべきなのかについても解説しました。
それぞれ作品の楽しみ方によって見る順番は決まってきます。
- 死霊館/アナベルシリーズのストーリーを楽しみつつ、シリーズの魅力にどっぷりハマりたい方→公開順に見るのがおすすめ!
- 死霊館/アナベルシリーズのメインとなる事件への理解を深めて楽しみたい方→時系列順に見るのがおすすめ!
あなたに合った楽しみ方で死霊館/アナベルシリーズを見てみてください!
死霊館/アナベルシリーズは2022年12月現在、最新作の製作も決まっているので、過去の作品をイッキに楽しみましょう。
本作品の配信情報は2022年12月15日時点のものです。
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。