誰もが知る名作児童文学が、美しきダークファンタジー映画に!『ほんとうのピノッキオ』がdTVで配信スタート

19世紀末にイタリアで出版され、ディズニーのアニメーション映画の原作としても知られる「ピノッキオの冒険」を、イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が実写化した映画『ほんとうのピノッキオ』がdTVで配信スタートいたしました。
19世紀末にイタリアで出版され、ディズニーのアニメーション映画の原作としても知られる「ピノッキオの冒険」を、イタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が実写化した映画『ほんとうのピノッキオ』がdTVで配信スタートいたしました。
主人公は、貧しいジェペットが作り上げた木彫りの人形・ピノッキオ。
ジェペットの想いが刻まれたピノッキオは、言葉を喋る生きた人形として動き出します。
息子として愛情を注ぎ、普通の子どもと同じように学校に行かせたいと願うジェペットと裏腹に、ピノッキオはワガママで自由奔放。
人形劇に飛び入りして攫われたり、悪いキツネとネコにそそのかされたり、助けてくれた妖精に嘘をついたり……行き当たりばったりで行動し、奇想天外な大冒険を繰り広げます。
果たして、「人間の子どもになりたい」と願うピノッキオの運命は?
今作の見どころは、なんといっても繊細な美術と特殊メイクで作り上げられたダークで美しい世界観です。
従来のイメージよりも悪童として描かれるピノッキオを始め、キツネやネコ、コオロギなどのキャラクターも擬人化されてどこか不気味なビジュアルに。街並などのリアルな描写とファンタジーが入り交じり、まるで絵本に飛び込んだような光景にどんどん惹き込まれていきます。
その映像美が世界的に高く評価され、アカデミー賞で衣装デザイン賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートを果たしました。
特に、嘘をついて鼻がのびたり、ロバの耳が生えたり、有名なエピソードが今作ならではの表現で描かれるシーンは必見!
童話ならではの皮肉や風刺もふんだんに盛り込まれ、タイトルどおり「ほんとうのピノッキオ」に隠されたメッセージが胸に刺さるはずです。
また、ジェペットを演じるのは、監督・主演を務めた『ライフ・イズ・ビューティフル』で、アカデミー主演男優賞&外国語映画賞、カンヌ国際映画祭グランプリなど数々の賞を受賞したイタリアの名優ロベルト・ベニーニ。
自身も監督作でピノッキオ役を演じたことのあるロベルトが、心優しいジェペットじいさんを愛嬌たっぷりに表現しています。
観れば観るほどクセになる大人のおとぎ話『ほんとうのピノッキオ』。ぜひ、この機会にdTVでお楽しみください。
■『ほんとうのピノッキオ』
~概要~
1883年にイタリアで出版されたカルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」を、鬼才マッテオ・ガローネが原点に回帰して、斬新な映像美で映画化。
~あらすじ~
貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)が丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)と名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さない。なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか・・・。
作品URL:https://video.dmkt-sp.jp/ti/10068494?campaign=inf100806
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