カンヌ国際映画祭グランプリ受賞や映画『東京2020オリンピック』を手がけるなど、日本を代表する映画監督のひとりである河瀬直美。

河瀬監督が辻村深月の同名小説を映画化した『朝が来る』がdTVで配信スタートいたしました。



物語は、栗原清和・佐都子夫婦、ひとり息子・朝斗の３人家族から幕を開けます。

ごく普通の家庭に見える栗原家ですが、実は朝斗は「特別養子縁組」という制度を使い、子どもを育てられない母親から譲り受けた養子でした。

その母親とは、恋人との子どもを妊娠した中学生・片倉ひかり。

同意のうえで縁組を行ってから６年後、栗原夫婦のもとにひかり本人を名乗る女性から、「子どもを返してほしい」と突然の連絡が入ります。

現れたのは、６年前の面影もないうらぶれた雰囲気の女性。

果たして彼女は本当にひかりなのか？　その目的とはーー？



栗原夫婦役を演じるのは、ドラマ『アンナチュラル』など幅広い分野で活躍する井浦新と、映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞助演女優賞に輝いた永作博美。

不妊治療を経て養子制度に出会い、葛藤を抱えながらも息子の朝斗を愛し抜く夫婦を、実力派のふたりがリアルに演じています。

そして、実の母親・ひかり役には、『三度目の殺人』『万引き家族』などに出演して話題を集める若手女優・蒔田彩珠。

ミステリーの鍵を握る難役を体当たりで演じる彼女の表現力は必見です。

そのほか、養子縁組としてひかりをケアする浅見に浅田美代子、ひかりと出会って絆を深める少女に『あのこは貴族』の山下リオなどが共演。



ベストセラー作家・辻村深月が描く奥深い世界を丁寧な描写で映像化し、日本アカデミー賞で河瀬直美が最優秀監督賞、永作博美が最優秀主演女優賞、蒔田彩珠が新人俳優賞にノミネートを果たした話題作『朝が来る』。

観たあとじっくり余韻に浸りたくなる本作を、ぜひdTVでチェックしてみてはいかがでしょうか。




■『朝が来る』

～概要～

[監督]河瀬直美×[原作]辻村深月のタッグで感動ミステリーを映画化。2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」に選出された。

～あらすじ～

一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和 (井浦新) と佐都子 (永作博美) の夫婦は「特別養子縁組」というシステムを知り、男の子を迎え入れる。それから6年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。ところが突然、朝斗の産みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から、「子どもを返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話がかかってくる。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのかーー？

作品URL：https://video.dmkt-sp.jp/ti/10050789?campaign=inf100485

コピーライト：(C)2020『朝が来る』Film Partners