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2023.3.04 土

加賀まりこの54年ぶりとなる主演作!親子の絆を描く『梅切らぬバカ』がdTVで配信スタート

1960年代から女優として活躍し、数々の映画やドラマに出演してきた加賀まりこの54年ぶりとなる主演作『梅切らぬバカ』がdTVで配信スタートいたしました。



物語の軸となるのは、都会の古民家でふたり寄り添って暮らす母と息子。

自閉症を抱える息子・山田忠男をドランクドラゴンの塚地武雅が、忠男を献身的に支える母親の珠子を加賀まりこが演じます。

ある時、ふたりが暮らす家の隣に里村一家が引っ越してきます。

山田家と里村家の間には、山田家の庭に生えている梅の木の枝が伸び放題の状態でした。

里村家の妻・英子に梅の木についての苦情を言われた珠子は、ついに梅の木を剪定することに。

時を同じくして、年老いた自分では忠男の面倒を見続けるのも限界かもしれないと思い、悩んだ末に忠男をグループホームに入居させることを決意します。

ところが、環境の変化に戸惑ってグループホームを抜け出した忠男が、思わぬ事件に巻き込まれてしまい……。


タイトルの元になっているのは、“桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿”という言葉。

樹木の剪定はその特性に従って対処する必要があることから、人間関係においても、それぞれの性格や特徴を理解して向き合うことが重要であるという意味のことわざです。

作中、象徴的に登場する“切られずに延びきってしまった梅の木”の下で、珠子と忠男の親子模様はどのように描かれるのか? 梅の木にまつわる深いエピソードにも注目です。

加賀まりこは、持ち前の華やかな存在感で、明るく逞しく生きる母親の珠子をエネルギッシュに熱演。

そして、『屍人荘の殺人』『樹海村』など俳優としても活動している塚地武雅が、自閉症という難役に挑戦。シリアスなテーマを扱いながらも、ハートウォーミングな雰囲気を醸し出すふたりの表現力に惹き込まれること間違いなしです。

さらに、隣に引っ越してくる里村家の主人・茂に『科捜研の女 劇場版』などの渡辺いっけい、妻・英子に『いのちの停車場』などの森口瑤子、息子・草太に『人魚の眠る家』などの子役斎藤汰鷹と、実力派キャストが集結。



見終わったあと、きっと温かい気持ちになれる『梅切らぬバカ』。ぜひ、この機会にdTVでチェックしてみてはいかがでしょうか。




■『梅切らぬバカ』

~概要~

母親と自閉症を抱える息子が、社会の中で生きていく様を温かく誠実に描く人間ドラマ。『禁忌』で長編映画監督デビューした和島香太郎が監督/脚本を担当。

~あらすじ~

山田珠子(加賀まりこ)は、息子・忠男(塚地武雅)と二人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、朝食をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の里村家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。しかし、初めて離れて暮らすことになった忠男は環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまう。そんな中、珠子は邪魔になる梅の木を切ることを決意するが・・・。

作品URL:https://video.dmkt-sp.jp/ti/10068493?campaign=inf100828


コピーライト:(C)2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト